リニューアル（５）生活スタイル〜散歩編

我が家の門を出る

先ず一歩の向きを決める

今日は 右に行こう
最近 解体した旧居を見るために

それから 渡鹿堰に向かう

途中で
木陰のベンチに座り
ブログを書いたり
ネットニュースを見たりする

そして
堰から家までの間
初夏の景色や工事現場の様子を
愛用のデジカメで撮って行く

初夏は 花や山を写す

ps 2017.5.30 草稿
退職後の今は 午前9時前後から昼までの散歩が多い。写真もよく撮る

リニューアル（４）生活スタイル② 朝編

朝 起きる

今まで 仕事の時は
5時半から6時半頃に起きていた

だけど 仕事のない今は
愛猫スミレに
4時から5時頃起こされた後は
大体 6時から7時半頃に起きる

それから 往時は
慌ただしく朝食をとり
現在は 新聞を読みながら
朝ご飯をゆっくり頂く

そして 初夏の今は
外も爽やかで
身繕いをして
少し早目に散歩に出る
長ズボン 長袖シャツ
バッグは小さめで
ラジオや充電池を入れ
帽子を被ったら準備OK！

リニューアル（３）生活のスタイル

退職し
退職後の再雇用で
しばらく仕事に就いたが
今年は
震災後の引越しや
引越し先のリフォームがあり
仕事の打診もないようなので
いよいよ無職の生活スタイルを
考え始めた

まず
身辺の整理だ
自分の部屋の配置変え
そして 服装
それから 持ち物の整理だ

仕事絡みの要件は
全てカットして
フリーを前提にした姿を
選択してみようと思う

2017.5.17 草稿

更地（さらち）になる

熊本地震で
半壊になった旧宅を
五月半ばから
解体してもらった

およそ一週間位で
二階建ての家屋が
跡形もなく解体され
基礎部分を含む土地が
きれいな更地になった

きれいに平（なら）された
やや長方形の地面を眺め
夫婦二人して
こんなに広かったんだ
と呟いた

やがて
持ち主の義姉が
市と更地の立ち会いをした後
これからの整地と
その使途について決める

もう既に
近隣の何人かから
駐車場使用のお尋ねがあっているが
今後のことは
用地をどう活用するかは
義姉が全て決めることだ

これから大きな負担がなく
きちんと管理できたらいいなと思う

2017.5.28

緑陰の人

朝の散歩で
いつもの用水路脇を通ると
藤棚の下で
読書をしていた人が居た

若い女の人で
今の時間からすると
マンションの前だし
もしかすると
お母さんかも知れない

家事の合間の空き時間に
すぐ前の道路脇のベンチに座って
本を読みたくなったのかも

時は ちょうど初夏
気温も 日差しも 微風も良し
一年で最も読書に向いている
そんな時期の一つであろう

本を読みたくなる初夏の頃
引っ越しを終えた私は
今朝 どんな本を読もうかな

鍵を置く

J と知り合って
幸運にも結婚することになり
彼女Ｊの実家の合い鍵を貰った

その後
彼女の両親が
近くに家を建てたので
私ら家族が
実家だった家に引っ越して
30年余りになる

それから
この合鍵には
何度お世話になったことだろう

ところが
去年の春に この家も
熊本地震の被害を受け
半壊となり 今回とうとう
解体されることになった

先週の引っ越し作業の間
いつもその鍵を取り出していたが
もう要らなくなってしまった

もう この鍵は要らないわね
と 呟き
此処が実家だった家内は
じっと自分の鍵を見つめた

私は
今の家に帰ると
鍵の束からその鍵を外し
机の上のパソコン横に置いた

PS 2017.5.18 草稿
私は 今まで7,8回引っ越しをした そして その都度部屋の鍵を所持した 私の実家の鍵も 最近まで持っていたが 一昨年母が他界した後 その家を相続した弟が管理することになり 実家の鍵を弟に返した

緑青々として〜この胸の切なさ

ついこの前
草木が芽吹いて
桜が満開になったと
思ってたら
桜の葉っぱも
榎や樫の葉も
それは青々と茂っている

ただ今
初夏の真っ只中
一年の中で
とても爽やかな時期
またとない素敵な季節

ずっと昔
私が青年だった頃
何故か この時期は
私の半身が欠けたような
変に切なくもあり
妙に胸騒ぎもする
そんな施しようがない
この我が身であった

あれから 数十年
幸運にも
素敵な伴侶と巡り会い
あの頃の切なさや
胸騒ぎはなくなった
新婚の頃は
側にいないと
ひどく寂しくて
少しでも離れたくはなかったが

あの頃のボクは 25,6歳で
彼女は 22,3歳位
最近話題の眞子さまと
元海の王子 小室さんの年の頃

二人の切なさや会いたさを
ボクはそっと思いやる

花壇や野は
初夏の花満開で
山や公園の木々たちは
青々として 爽風にそよぐ

PS 2017.5.18 草稿
去年まで（の約40年間）は 仕事などで 早春から初夏までを 味わい 満喫することは ほとんどなかった
今は 職を辞し 震災の後始末も 何とか目処が立ち 本当に久し振りに 初夏を味わい楽しんでいる
しかし まだ 震災後の復興からは程遠いだろう人々のことを思うと申し訳なさを強く感じる

住まいの解体（１）

以前住んでいた住まいが
震災に遭い 半壊となったので
今日からいよいよ解体が始まった

昨日で
家財持ち出しと
不用品の処理が
ほぼ終わり
今朝は
残していた小さな本棚を
二人で運んで
ほぼ全て終了した

今朝の散歩で
半壊の家を見に行ったら
屋内の方で音がして
家屋の解体作業が始まっていた

妻 J は
この家に住んで
およそ50年位
私は
およそ30年位になる

楽しかったこと
辛かったこと
悲しかったこと
うれしかったことなど
いろんなことが
ギッシリ詰まったこの家と
いよいよお別れすることとなる

寂しくなるなぁ

今朝は記念に
家の前で 写真を撮った

今日からは
リニューアルした
新しい我が家で
また次の思い出を創ろう

PS 2017.5.15 今日は 以前飼っていたしば犬モコの命日です 亡くなったから 3周年になります 我が家に来てから18年余り元気に生活しました そろそろモコのお骨を お庭に埋めてやりましょう


PS 2017.5.15 愛犬モコの命日に

昭和の匂い〜タイムカプセル

引っ越しのため
家財道具や生活用品の整理をした

大きな物 小さな物
古い物 新しい物
それぞれに
それぞれの所有者の
歴史の一コマが 刻まれている

ああ あれは
結婚した頃の
ああ あれは
子どもが幼稚園の頃の

ああ あれは
子どもが病気から回復した頃の
ああ あれは
子どもらが 学校に進学した頃の
ああ あれは
仕事をやり遂げたころの

ああ あれは
家族で出かけた頃の
あの頃の顔
あの頃の声
あの頃の音
あの頃の匂い
あの頃の空気

私らと私らの両親は
昭和の人

古びた写真や汚れたインテリアに
昭和の匂いがする

PS 2017.4.29 昭和の日に

被災地で和むニャンコとワンコ

黒ねこスミレが
我が家にやって来て
一年が過ぎた

スミレは
もうすっかり家族の一員として
くつろいで生活している

スミレには
去年の秋頃から
お友だちができた

私らが
愛犬モコを飼っていた頃からの
知り合いの人の愛犬だ

取り分け
ココ（女の子、数歳？）ちゃんは
スミレが大好きで
毎朝夕 家の前を通る時
必ず我が家の方を見ているようだ

それで
窓から外を眺めているスミレと
いったん目があったら
会いたくて 挨拶したくて
とてももがいて大変そうだ

一週間に一度くらいは
ご対〜面❣️となる
鼻をくっつけ
ペロペロと舐めたりする

スミレも
部屋の中で 間そうにしてるし
舐められても いやそうではなく
お母さんの腕に抱かれて
静かにしている

スミレには
もう一人（1匹）お友だちがいる
シェパードのミックス犬で
オトコの子（雄）のクッキー君だ
顔は強面風だが
性格は慎重派で優しく
彼も 家の前で確認をして通る

この前は 久しぶりのご対面で
彼も スミレを 舐めたりしてた

スミレは
工事のおじさんたちにも
可愛がられ すっかり
我が家のマスコットガールに
なってきたよ

PS 2017、5、3 憲法記念日に
明日は 東京の長女（母子）と 、福岡の姉夫婦と姪（母子3人）が やって来る 久しぶりに会いたいからだそうだ
しかも お互いの子どもは 初対面となる それに 5日は 次女のファミリー（3人）も 福岡から車でやって来る 地震で損壊した我が家の屋根や壁の修理もほとんど済み 後は 前の住まいの解体作業が 残っている 毎日の作業はしんどいが もう一息だ