(引用開始)
「豊かさ指数」日本は10位に後退 首位はノルウェー
国連開発計画(UNDP)は5日、2009年版「人間開発報告書」を発表した。
平均寿命や1人当たり国内総生産(GDP)、識字率などから算出する国民生活の
豊かさを示す指数でノルウェーが首位となった。
日本は10位で、前回報告書(07~08年版)発表時よりランクを2つ落とした。
報告書は金融危機前の07年時点のデータをまとめたもので、2位以下9位までは
オーストラリア、アイスランド、カナダ、アイルランド、オランダ、スウェーデン、
フランス、スイスの順となり欧州勢が上位を占めた。米国は前回より順位を
1つ落として13位。日本以外のアジアではシンガポールが23位、香港が24位、
韓国が26位。タイは87位、中国は92位、インドは134位となった。対象となった
182カ国・地域で最下位はアフリカのニジェールだった。(バンコク=三河正久)
(引用終了)
_________________________________
この記事は、日経新聞社のWebサイトに載っていたものです。
よねは、すぐに「三河記者」が経済に暗いことに気付きました。
記事のタイトルからみると、「自民政権で生活は年々、悪くなっている」という
印象を受けると思います。
記事の元になっているデーターには疑問の余地はありません。
では、どこが変なのでしょうか?
________________________________
「報告書は金融危機前の07年時点のデータをまとめたもの」
ここが肝心な点です。
「金融危機」で情勢が変わっているのです。
アイスランドは通貨暴落で、IMF管理に入ってしまいました。
オーストラリアも「オーストラリア・ドル」が暴落しました。
そのため「1人当たり国内総生産(GDP)」が、現時点では大きく動いています。
日本だけでも、1ドル=120円が、1ドル=90円になっているので、
「1人当たり国内総生産(GDP)」は大きく上昇しています。
_______________________________
ですから、三河記者がこのようなタイトルをつけるのは、
読者の誤解を招きます。
三河記者が、故意に印象操作をしようとしているわけではない、と
よねは考えます。
「金融危機」で世界が激動したことは、経済記者には「常識」のはず。
なのに、こんな記事を書くのですから、経済に暗いと
申し上げました。
_______________________________
医療と教育の分野だけみても、新聞記者のレベルは低いです。
どうも、記者さんは、
・記者クラブでの会見
・「有識者」に話を聞く
上記をソースに、自分の感想や無意識の願望を入れて記事を書いている、
そういう印象を受けます。
もう少し各分野の基礎知識を持ち、「現場の人間」の声を聞かなければ。
単純な例を挙げましょう。
4月に行われている「全国学力テスト」です。
秋田がいい成績だの、大阪の順位が低いだの、
基礎はおおむね出来ているが応用が悪いだの、
記事にしていました。
記者さんは自分で問題を解いてみてないでしょう、と
よねは言いたい。
中学2年レベルまでですから、新聞記者なら当然、解けるはずです。
その上で、問題別の正答率をみたら、すぐわかりますよ。
秋田も全然、基礎ができていない、ということを。
「豊かさ指数」日本は10位に後退 首位はノルウェー
国連開発計画(UNDP)は5日、2009年版「人間開発報告書」を発表した。
平均寿命や1人当たり国内総生産(GDP)、識字率などから算出する国民生活の
豊かさを示す指数でノルウェーが首位となった。
日本は10位で、前回報告書(07~08年版)発表時よりランクを2つ落とした。
報告書は金融危機前の07年時点のデータをまとめたもので、2位以下9位までは
オーストラリア、アイスランド、カナダ、アイルランド、オランダ、スウェーデン、
フランス、スイスの順となり欧州勢が上位を占めた。米国は前回より順位を
1つ落として13位。日本以外のアジアではシンガポールが23位、香港が24位、
韓国が26位。タイは87位、中国は92位、インドは134位となった。対象となった
182カ国・地域で最下位はアフリカのニジェールだった。(バンコク=三河正久)
(引用終了)
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この記事は、日経新聞社のWebサイトに載っていたものです。
よねは、すぐに「三河記者」が経済に暗いことに気付きました。
記事のタイトルからみると、「自民政権で生活は年々、悪くなっている」という
印象を受けると思います。
記事の元になっているデーターには疑問の余地はありません。
では、どこが変なのでしょうか?
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「報告書は金融危機前の07年時点のデータをまとめたもの」
ここが肝心な点です。
「金融危機」で情勢が変わっているのです。
アイスランドは通貨暴落で、IMF管理に入ってしまいました。
オーストラリアも「オーストラリア・ドル」が暴落しました。
そのため「1人当たり国内総生産(GDP)」が、現時点では大きく動いています。
日本だけでも、1ドル=120円が、1ドル=90円になっているので、
「1人当たり国内総生産(GDP)」は大きく上昇しています。
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ですから、三河記者がこのようなタイトルをつけるのは、
読者の誤解を招きます。
三河記者が、故意に印象操作をしようとしているわけではない、と
よねは考えます。
「金融危機」で世界が激動したことは、経済記者には「常識」のはず。
なのに、こんな記事を書くのですから、経済に暗いと
申し上げました。
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医療と教育の分野だけみても、新聞記者のレベルは低いです。
どうも、記者さんは、
・記者クラブでの会見
・「有識者」に話を聞く
上記をソースに、自分の感想や無意識の願望を入れて記事を書いている、
そういう印象を受けます。
もう少し各分野の基礎知識を持ち、「現場の人間」の声を聞かなければ。
単純な例を挙げましょう。
4月に行われている「全国学力テスト」です。
秋田がいい成績だの、大阪の順位が低いだの、
基礎はおおむね出来ているが応用が悪いだの、
記事にしていました。
記者さんは自分で問題を解いてみてないでしょう、と
よねは言いたい。
中学2年レベルまでですから、新聞記者なら当然、解けるはずです。
その上で、問題別の正答率をみたら、すぐわかりますよ。
秋田も全然、基礎ができていない、ということを。