よねが、次男さんの実力を見誤ったのは、「学校の勉強量」です。
「やっていない」とか仰っていましたが、トンデモナイ。
部活もまともにできないような、カリキュラムの学校から、
進級するだけでも、相応の学力がいります。
ですから、今の次男さんには相当な「潜在力」があります。
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今、確認すべきは、今後の学校の予定です。
・通常の授業はいつまで?
(逆に、フリーハンドが手に入る時期はいつ?)
・受験用の補習授業はいつから?内容は?
・必要授業時間をクリアーしたら、図書館で自習できる。
(内申書はすでに完成しているので、新たに悪口はありえない)
休日、冬休みの学校の図書館や自習室の利用可能な日は?
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九州大学・理学部・工学部
センター 78%
2次 57.5
よねの時代の北大 1次:2次=340:380
旭川医大 1次>2次 (配点忘れた)
現在の九州 1次:2次=450:750
ということは、センターで多少、ヘマしてもよいし、
センターで「会心の出来」でも、あまり響きません。
2次英語にリスニングがないが最大の特徴かな。
リスニングは、致命傷を負わない程度の対策にできます。
中経出版の「点数が面白いほど取れる本」の
1巻目は、竹岡先生の「文法・語句整序・リスニング」ですので、
この本+センター用模試と過去問の復習だけでよいのかなと思います。
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次男さんの弱点(よねの目にした範囲)
1.「2次レベル英語」の速読が弱い。
2.数IIIが弱い。
1は「必ず」克服可能です。
2は勉強量が問題となります。
よねは、センター:2次が、1対1に近いと思っていましたので、
センター高得点が勝負と思っていました。
九大の1次は
・社会(地理?) 7割でいいじゃないか。
・数学IIB 8割でいいじゃないか。
・英語 リスニング分野は7割でいいじゃないか。
そう思えます。
しかし
・国語、漢文・古文 8割だぜ。
(日栄社の「古典文法」「漢文句法」の「うすもの2冊」が有効な教科は他にない)
センター前には、この言葉の意味は解かりづらいでしょう。
でも、「勉強量」がかなり違いますよ。
特した勉強量は、どこにまわすか?
数IIIです。
センター直前の話は、いずれしますが、
数IIIだけは1.5時間/dayはやってもらいます。
よねが他の大学と違うと思ったのは2点です。
1.2次の英語にリスニングがない。
2.2次の得点比が高い。
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まず、英語にリスニングがない。
これは、よね時代の「古典的」な、出題手法です。
受験英語にリスニングが加わったのは、この10年の傾向です。
それ以前には「リスニング」は存在しませんでした。
よねは、大学時代に留年目前まで(教授会で話題になった)経緯があります。
英語は何のため=外国の文献を読むため。
日本の英語教育は、本来、このための教育なのです。
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Aさんのとこに、話を戻します。
「ポレポレ」より、「英語基礎問題精講」のほうが、難しい問題集です。
レベルは、東工大です。
「精読」に関していえば、「英語基礎問題精講」だけで充分です。
(だから「ポレポレ」に反対しました。)
次男さんに足りないのは、おそらく「2次レベルの問題の【速読】です。
でも、「新しい参考書」をやるよりは、
既存の模試、通信教育、過去問を復習するレベルで、
速読の学習量としては充分と判定しました。
「英作文」については語る資格がありません。
私は、「英作文=無視」で、無勉強でしたので。
(とんでもない話ですね)
・「大矢の英作文」の評判がよい。
・添削してもらえるなら(進研ゼミ。学校の補習)ありがたい。
それしか、言えません。
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*追記
まず、2次に「リスニング」がないのが大きいです。
参考書を1冊は減りますからね。
九州・理系のセンターボーダーが78%ですか。
そのレベルの生徒が、いきなり二次で高得点取るなんてありえません。
英語長文で、「時間切れ」をおこしかけ、
英作文は「てきとー」レベルでしょう。
英語長文を、時間内で把握でき、「基礎英語問題精講」の力を発揮できれば
上位合格圏。
英語長文の内容を時間内に把握できるかが、合否を分けます。
そこで、速読力が必要なのですが、たくさん読めばいいとは思いません。
演習した2次レベルを繰り返し読むほうが力になると思います。
英作文ですが、大手ブログをみても、いい参考書が少ない。
逆に言うと、みんな解けません。
「大矢の英作文」ぐらいですね。
学校の補習、進研ゼミで添削してもらえるなら、ありがたくて涙が出ます。
裏技として、「使えない授業」の教科書を使った内職です。
英語・構文集(150前後なら何でも良い)
左ページに和訳(1文のみ)。
右ページに英語。
これを、教科書の下の空白に書き、「内職」します。
1時限、5文でOKです。
休み時間+翌朝にもう一度。
(5文の訳など3分で終わるはず)