小学校で、3桁 x 3桁の掛け算で、「悪い成績」をとったとします。
この子には、3桁 x3桁の掛け算を、たくさんやらせるよりは、
2桁 x2桁の掛け算に、『戻って、やり直す』方が、
よっぽど効果的です。
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学年、問わず、「確実かつ当たり前」に解けなくなった時点に、、
もどるべきなんですね。
残念ながら、
公立中学生の9割が、小学生レベルの「計算」が遅いのが現実です。
小数? 分数? 学校で習ったよ。
何で「もう一度」という姿勢がよろしくないのです。
計算が遅くて、不正確なら意味がない。
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「使わないと、そのうち、忘れる」
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初期のエントリーに書きましたが、
医学部卒後7年目の医者が5名いて、
「2次方程式の解の公式」を誰も思い出せなかったのです。
*臨床医学には関係ないので。
そんなものです。
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強調すべきは、頭が悪いから忘れるわけでない。
演習量が足りないから忘れるのです。
常に、「忘れない」工夫がいります。
単純な暗記では、「人間の記憶量」を超えます。
それを防ぐために、「忘れない形を作る(図示)」「単元の原理・公式の理解」
「音声等の利用」「単元の原理・公式の理解までいかなくても『概念の理解』」
・「自分なりに、概念を理解する。」(完璧に理解できたら東大以上)
・自分の学習した範囲は、時々復習をして(高校受験対策模試も利用)
「忘れていた」ということがないように。