庭の花木、雪柳・ヒアシンスが咲き十薬の新芽も覗く也。雪の下に韮も葉が繁る中を路蕗も緑添え、椿の色つき濃さ見えて来た。古里から持ち帰ったのや、植えて増えるの失せてを気持ち入り混ぜ邂逅する晩春の頃。
環境にも左右されること多く、心の有様にも響いてしまうが何処からか飛来する由。一喜一憂の想い数々と走馬灯の如く観え隠れる事象に戸惑うこと暫しと佇むこの頃、年齢を重ねての知識も役に立てばうれしく有。
枇杷葉茶の飲用、弱火での煎じと沸騰をさせないことも重要。我が家の採取、寒中時行う所以風味は殊更に爽やかです。血管の掃除・血流を促せる働きには夜間頻尿を防ぎ、途中で起きること減らし朝までぐっすり。
身体への冷え予防は無論だが、気力・体力の回復著しくも個人差あるを疑わず施行。市販品との違いは明白だが、便利さや簡単な方法には不向きです。精神への影響も大きく、煎じる過程は修行と心得れば癒され。
自らへの想いの一途さ、素直さや清さと無心・無垢の心根に宿れし魂を浄化していく。化学的な証明はなく御仏の訓えあらたか適わず、願とせず祈り感謝。ありがとうの言霊、神意を与えられ糺し亘り逝くと覚れる。
身体を冷やさないことは、過酷な暑さへの対応を見極めての修練なのだろうか。或いは、旬の時期に生えての命を戴き感謝して過ごせる。冷蔵庫過信せずは大切な心掛けで、運気を捉えるにも似ているように思えて。
他人の内面に潜む生き物を、邪悪な塊にするか否かはその者次第でも有ろうか。物事の良し悪し、禍と思えばそれまで転じては佳き方角を指す為り・冷を温に厳しさ・やさしさへ。