何事もなく、何時も通りの一日であれば、幸せなのだろうか?では、不幸せだと思う人等は、何をそういう風に捉えているのだろう。衣食足りて、棲む場所があり、暑さ・寒さを凌げれば、文句を言うことでもないように思うが、他人の方を向くから不平が出る。或いは、不平ばかりを呟く。
どんなにしても、金銭的な事を始めとして、体力にも気力にも負けてしまうことが生じる。運気と言うか、宇宙の摂理から来る、普遍的な廻りに、そういったことも含まれるのだ。何かが起きて、不幸にも命を終えることにも、森羅万象の意味があるのかもしれません。それは神の領域でも。
先日の事件の際、誰かに助けを呼ばれたように感じ、思わず返事をした。あの何ともし難い奇妙な空気は、到底説明できるものではない。真実の闇の部分が、覆い襲ってくる恐怖を知っておられようか。特異体質と言えばそれまでだが、精神の負担は計り知れない。言葉にするのも時間が要。
すばるの行動を見ていて、猫には、それが視えていることを知る。魔力を秘めている動物なのだ。我が家に来るのは、不思議とそういった体質があるようだ。猫であり、人間に近いというか、神聖な生物でもある。冷房が効き過ぎて、体調がおかしい。頭の芯が透明になり、宇宙へと翔ける。
勤務に出掛け、何とか業務を熟していくが、誰が何をどのようにするかが決まっていないので、仕事の分量は半端ではない。それでも見守りを中心に、穏やかに和やかに過ごしてもらうのが好い。業務の半分は排泄介助で、重労働の極みだ。家族は金を払っているのだからと、手厚い介護を望む。
へろへろに疲労困憊して帰宅する。明日は、メンバーが変わるので、どうなることやら。自分本位の身勝手さで、上司に擦り寄る者に、気が知れない。莫迦に付ける薬は無いが、袖の下は日常茶飯事である。吉本だけではなく、何処の企業だってある。人間関係に疲れるのも、そういった事情だ。
どうにか慣れて来たのか、姿を現わせての探検である。ちょっとした音にびくつくすばる。