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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

白蟻の被害

2019年07月10日 | Weblog

 役場の職員がやって来て、玄関先の状況を説明する。廊下自体がボロボロらしい。急に床が抜けますよ。と脅すが如何せん、行き場がないのだ。工事の手配も済んでのことらしく、予定を聞いてくる。さてさてどうしたものか、3日間は掛かると言う。その間の、すばるの居場所に頭を悩ます。

 廊下と板壁仕切で部屋があり、そこには書棚が置かれ書籍が並べてある。ここが沈没したら、きっと家が傾く。何とも厄介なことだろう。取敢えずは、来月の月末を予定にして伝える。引っ越しておいて、修理してくれるのが一番いいのだが、そう簡単にはいかない。すばるを何処に預けよう。

 思案したものの、すばると離れて暮らせない。姿を見せずにいるとは思えるが、顔をちゃんと見て話すとしたり顔。賢いのだ。飼い主が困っているのと、事情が分かるらしく、聴き分けている。何しろ玄関に誰かが来た気配で、さっと雲隠れする。娘や息子にも用心を怠らない。孫には捉まる。

 白枇杷の実がたくさんあって、せっせと口にしているが、郵便局でお礼を言われた。ちょっとした心が、相手に通じてくれるのはうれしい。枇杷は、一般的には長崎茂木や田中、房州が赤枇杷で、静岡の土肥地方に伝わるのだけが、白枇杷と呼ばれる。農文協の枇杷の育て方に詳しくあり。

 最近には、品種の掛け合わせで、白茂木があったり、種類も豊富になっている。店頭には1月位から、ハウス物が出回る。大きさは赤ん坊の握り拳くらいで、価格も高い。見た目は綺麗だが、味は淡白である。路地物は、6月初旬から7月初旬頃が旬となる。寒さに弱く、寒冷地には適さない。

 山間に多くあるのは、野鳥が啄んでいるからで、種が落ちて発芽する。実が結実するのは、9年が目安となる。花芽が咲いても、結実するとは限らず、或いは霜や雪にやられて実がつかない。薔薇科でもあるのでサンルームがあれば育って行くが、10mにも及び、管理しきれない大木である。

 些細なことで拗ねてしまった。抱っこしよう、と手を差し出したが、そこにうずくまってしまう。

 

 

コメント
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