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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

穏やかな休日・・・

2018年11月21日 | Weblog

 図書館で借りたのは、天地明察。これは一度読んだのだが、手頃な書籍もなく、退屈なので暇つぶしに。ところが、砂の器を読み返していて、填まり込んでしまう。加藤剛主演の映画は、本作に忠実な方だが、同じではない。何しろ、登場人物が意外に多く、人間関係も入り組んでいる。

 従って、本作の再現には、3・4時間かかるだろう。それでも足りないかもしれないのは、文庫でさえ上下だからだ。松本清張作品は、配役の関係もあるが、演じる者が貧相であったり、役不足では撮れない。獣道も、名取裕子と山崎努であったからこそ。最後に場面での小滝の高笑い。

 作品の中で好きなのは、黒の福音。映画になっているかは別として、その展開に驚くばかり。戦後の混乱期であったればこそ、戸籍の偽拾得や、他人に成りすましての生き方等、起こり得たものだろう。昨今の下手くそな書き手とは雲天の差がある。日本語もまともに書けない作家も有。

 大阪物語。これはDVDだが悲しかった。何でや、沢田研二死なせてからに。あ・否役の上であるから、ほんまやないのや。でも、切ないなぁ・・・、女を腹ましといて別居して、産んだら男と出て行かれて、子どもだけ残る。姉ちゃんが面倒見て、家の児やと母親も可愛がるのに・・・

 漫才師も仰山居て、同じことを飽きもせず遣ってるのや、若手だからと古株を莫迦にする者。でも、良い事言うてるやん。千原兄弟等、今はしょうもない事をする番組に出て、お笑いなんてしよらん。笑わせる商売じゃなく、笑われてる阿保や。芸が廃るのは仕方がないけど大阪好きや。

 可笑しくて楽しい筈の映画が、何でこれ程に哀しいのか、とても不思議な気がしてならない。所謂至極当たり前の日常を、自然に見せているだけなのに、心を揺さぶる内容もあるんだ。池脇千鶴もよかったが、脇で支えるベテランが素晴らしかった。これが大阪なんやと泣けてしまった。

 昨日伐った枇杷葉を、お茶にしようと小さく切る。結露が気になって来たので、ボディソープをバケツに1滴垂らして、雑巾を絞る。窓ガラスを拭いていくが、天気は下り坂のようです。こういう時に窓拭きをしておくと、綺麗になると、いい加減な解釈をしながら済ませる。曇ってきた。

 塩茹でピーナッツを食べていたら、すばるがせがむ。少し遣るとハムハムとしている。旨そうに食んでいた。ロールパンも好きで、膝に乗って来る。餌にも、メーカーに依っては不味いのもあるようで、よろこばない。美味しいのはお代わりをせがむ。喰い過ぎになるだろう、と叱りおく。

 二槽式の洗濯機にして、水量をついて加減しなければ溢れるが、脱水と洗いだけで済むので早い。そんなに汚れていないので、部分洗いも兼ねて擦っておけば、汚れは半分以上が落ちている。洗剤もたくさん入れないので、濯ぎは簡単である。脱水は数秒でいいので、あっという間に片付く。

 今年の花芽は、初生りが多いが、昨年は、裏年でもあったので、少ない出来で、塊も小さい。

コメント
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