何時ものように起きたら、早出と勘違いしていた。然し、寝るには中途半端で、読書をすることにした。わ~い!これも途中で止められなくなり、寸でのところで遅刻になるところであった。新聞も、丁寧に読んでいると、時間の経過は速いものだ。
いかん。今後は、きちんと時間を見て読もう。って、言い訳をしているが、我が家には生憎と時計がないのだ。携帯を目覚まし代わりにして、設定の時刻だけは知らせてくれる。息子等が流行の時計を買ってくれたが、落下してガラスが割れた。
電池の消耗もめんどくさい。従って、時間に縛られなくてもいいのだが、夢中になった時には困る。やはり、一番寛げる休日前がいい。休みの殆んどは、読書に充てている。リエさんからも、素敵な書籍が送られてくる。派手さは無いが、真実が。
オリンピックのマークなど、当初のデザインでいい。日本らしくて、好感が持てるのに、何をいちゃもん付けられるロゴに決めたの?沖縄の辺野古問題や、福島の除染を置き去りにしようとしたり、他所の国の無関係な問題と扱うからだ。絶句!!
小学生が応募して、射止めたロゴでなし、いい歳をした大人が、言う台詞ではない。沖縄にしたって、県知事の主軸は、自分たちが話し合いをして、基地を受け入れたのではないのに、負担軽減は元より、珊瑚礁を埋め立てるのは止めてよね。
宮部みゆきの、蒲生邸事件・文庫を買う。2.26事件に絡んでの、物語の行方にも興味が湧くもの。作者の作品には、どれも何処にでもありそうでいて、隠されている伏線に、ハッとさせられる。或いは、と想わせる筆力が凄い。実際遭遇している。
自分がそういった立場であったり、不可思議な体験をしていると、とてつもない迫力が纏いつくのだ。それを活字にする、という手段にも驚く。混迷な歴史の渦を、描くことの凄まじさを、読者に問う。共鳴して連動する。地球を再生しているのかなぁ。
枇杷葉の花芽の落ちた後に、小さな実が見える。小指にも満たないが、6月下旬には、チャボの卵位になる。