旧暦では師走は29日までである。立春とはいえ寒いのも、そういった季節柄である。布団を干していたら釦雪が舞う。寒中を過ぎたから、大雪になることは少ないが、気温は低く寒い。室内に置いてある花芽は咲いているが、屋外のは苞のままだ。
この時期にまで咲かない、ということは開かないだろう。花芽茶にするのは、このままでしよう。木にある状態のは、近い内に採ろう。冷蔵庫を買わないと、腐ってしまう。花芽は、ちゃんと呼吸をしていて、酸素を吸って自滅するからだ。
青空市に行く。平茸、椎茸、豆、切干大根の類を、直売所からリエさんに送る。その中に、お茶袋があって、何回も使えると聴いて入れる。明日には着くようです。新鮮だけがとりえですが、寒い時期だから送れる。暖かくなったら鮮度も傷みも増す。
針供養。この頃は、お針子がいないし、家庭でも針を使うことは珍しい。破れは繕わず、ゴムさえ通さない?釦も千切れっぱなし。見た目の流行だけで、次々買う。安物買いの銭失いという言葉も知らない。施設の中での繕い物は、私の仕事。
旧暦の正月に、針を求めてくれば、上達するらしい。いやいや、面倒なことはしないだけ。私は新しい物が買えないのと、買う時にはじっくり検証する。先ずはデザイン、次いで耐久性や機能性を重視。その次に価格で判断する。佳い物は長く着れます。
箪笥の肥やしかもしれないが、独身時代からのを含めると、素材がよく、体型も変わらずで、流行に左右されない。アクセントでちょっとアレンジする。先月の上京時、30数年前のセーターを着ていった。有名な画家さんが、素敵ですね。と誉めてくれました。
勤務先には、洗濯機で洗える物しか着れない。寒くもあり、重ね着になる。そういったのは生協かベルネで買う。何よりも即乾で、縮まないのがいい。普段は懐炉で凌いでいる。孫等を送って行って、帰宅する。木星が天頂付近にある。
手前がりささん枇杷葉。横に伸び、木丈が低い。サンタさん枇杷葉は、横がなく上に育った。同じくらいの年数だが、りささん枇杷葉には、花芽がない。