9日目。青森県八戸市へ。八戸は初めての地だったので、オプショナルツアーに参加。
「東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION(感動)」の貸切列車」乗車。このコースには、
「ランチコース」と「デザート ブッフェコース」の二つがあり、「デザート~」に参加。
バスで、三陸復興国立公園種差海岸へ。ここは、荒々しさと、自然の芝原を抱えた優しく
風光明媚な景勝地だ。数多くの名作の舞台になり、映画・テレビドラマの舞台としても知られる。
草野心平(詩人) 宮沢賢治(詩人・文学者) 井伏鱒二(作家) 佐藤春夫(詩人) 東山魁夷(画家)
水上勤(作家) 三浦哲郎(作家) 司馬遼太郎(作家・文学者)など、縁の文学者や芸術家が多い。。
海岸にはインフォメーションセンターがあり、種差海岸の自然、地域の文化、生活などを
学べるようになっている。
国指定天然記念物・蕪島(かぶしま)。ウミネコの繁殖地で、
3月上旬~8月上旬まで約4万羽のウミネコが飛び交う。
黄色い菜の花に覆われた風景は見事!
老舗の割烹「萬鱗」で名物せんべい汁と松花堂弁当をいただく。
NHKのテレビ小説「あまちゃん」の舞台となった三陸鉄道の駅。
JR久慈駅からレストラン列車に乗車。八戸まで1時間20分。私たちは夫婦二人だけの個室。
地元の観光協会などの皆さん温かい見送りを受けて。
発車して間もなく、沿線で大漁旗を振って歓迎してくれている皆さんに気づく。
自然の芝生が海の水際まで接している景観は、珍しい。
甘党には、たまらなく美味しいケーキなどが、いっぱい。コーヒー、紅茶などの飲み物も自由。
テーブルマットも楽しい。
ライブキッチンには7種類のケーキが用意されていて、これも自由。
海沿いを走るので、蕪島の全景も良く見える。
震災2年後の2013年に、震災復興と地域活性化を目指してJR東日本が運転開始したが、
人気も高く年間150日間運転している。
今度は、本格的なランチコース(八戸ー久慈)に乗ってみたいと思う。
八戸駅。
八戸港の「にっぽん丸」に帰船。
心のこもったイベントで見送っていただいた。
どの場所でも、東北の皆さんが震災からの復興を目指して
賢明に努力されていることを実感した「心に残る旅」だった。
夜は、高橋孝民謡団の演奏に合わせて盆踊りなど「なんでもダンスパーティー」が開かれた。
カラオケ、落語、カジノコーナーなどで、それぞれが楽しいひとときを過ごした。
船旅は決して「退屈」することはなく、むしろ、忙しいほど色々なイベントが用意されている。
ティールームで一休みするもよし、、ライブラリーで本を読むもよし、飽きることはまずない。