恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

平和と暮らし 命のために

2008年10月20日 | その他
■ 航空観閲式での「節約」

 百里基地では19日、3年に1度の航空観閲式が行われました。
 今年の特徴は、原油高を考慮して参加機を3年前の117機から82機に減らしたことだそうで、この日のための訓練も含め1億5千万円節約できたそうです。
 それだけのことで、これほどの金額が捻出できるのであれば、いっそのこと観閲式そのものを取り止めたらどうでしょう。数億円、いやもう一つ上の桁の「税金の無駄遣い」を止めることができるはずです。

■ 戦争の道具より、人々を救うことに

 戦争の道具は、買うのも、維持するのも、動かすのも、とかく莫大なお金がかかります。
 それを人々を救うことに振り向けたら、どれほど有効に活用することができるでしょう。
 米国発の金融危機と世界的な不況、そして物価の高騰は、既に様々なところで人々の暮らしを直撃しています。少しでもこうしたところに予算を振り向けることを考えるべきだと思います。
 先日の1兆8千億円の補正予算も、暮らしに手が届くような中身ではありません。だからこそ、政府も「第二次補正」に言及しているのです。

■ いのちを大切に

 原資は私たち国民の税金です。戦争の道具のためにお金をかけるのであれば、私たちの暮らしを改善するために使ってほしいと願うのは、当然のことだろうと思います。 
 平和と暮らし、どちらが欠けても「命」は成り立ちません。反戦を訴え軍縮を目ざすことと、人々の暮らしを守ろうとすることとの共通点は、「命を大切にする」ことにあると思います。

■ 国際反戦デー

 10月21日は、「国際反戦デー」。
 元々は、自分たちの賃金や労働条件、そして暮らしを守るために闘う労働組合の皆さんが、1966年の10月21日、ベトナム戦争に立ち上がったことが始まりでした。 
 今年の「国際反戦デー」も平和と暮らし、「命」を大切に思う多くの人々が、各地で声を上げるはずです。
 私も、こうした思いを胸に、参加させて頂きたいと思います。