■香りの宝石(第497話) 発表2003年6月
評価 ★★
依頼人 中国政府?
ターゲット 麻薬王クンサ
報酬 不明
今回弾丸発射数 4/ 通算弾丸発射数 2,904
今回殺害人数 4/ 通算殺害人数 5,308
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 117
<ストーリー>
組織的にケシが栽培されているベトナムとカンボジアの国境地帯。高額で取引される伽羅がこの地に眠っていることを知った面々が欲望をむき出しに・・・
<この一言>
いったいどんな方法で、我々の来るのを察知したのだ・・・?
<解説>
麻薬王クンサはベトナムとカンボジアの国境地帯のケシ栽培を取り仕切り、一帯を支配していた。成り上がりを目論む『グエン』は、この地に高額で取引される伽羅が大量に埋まっていることを発見、一攫千金を目論む。
グエンはクンサに近づき、この地の統治を任せて欲しいと申し出る。グエンの申し出には裏があると睨んだクンサは、伽羅の存在を知りグエンを始末しようとする。命を狙われたグエンは、街で”偶然”知り合った凄腕の用心棒(ゴルゴ)と手を組み、クンサに刃向かうことを決意、伽羅の採掘に向かう。
ゴルゴとジャングルを進むグエンであるが、クンサ一味の待ち伏せに逢い襲撃を受ける。辛くも伽羅の埋蔵地帯に到達したグエンであるが、今度は日本人バイヤーの裏切りにあい命を落とす。ゴルゴはクンサの待ち伏せのからくりに気付き、これを利用してクンサに近づきクンサを仕留める。ゴルゴはクンサ抹殺の依頼を中国から受けていたのである。
伽羅が高額で取引されていることを本作で知ることができたが、ストーリー的にはぱっとしない作品。クンサの猿が侵入者の存在を察知するセンサー代わりになっているのだが、過去の動物モノに比べ、インパクトが少ない。猿を撃たなかったゴルゴ、動物愛護に目覚めたか・・・
ズキューン
ゴルゴ13(150) 巻掲載
ゴルゴ13(155) 巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★
>猿を撃たなかったゴルゴ
飼い主を始末した後、寄り添う犬に“後を追わせてやった”ことがありましたが…この猿には、必要ないと思ったのでしょうか?
本日の一句「親分の、器でなかった、グエンかな」
>この猿には、必要ないと思ったのでしょうか?
やはり、ペロさんも犬を葬った話を思い出されましたか。この猿は賢いから、飼い主が死んでも”自活”できると考えたのでしょうか(笑)
おお~!グエンとの初接触の時は娼婦窟の中、ゴルゴはまさに致した直後か?(笑)
讃美歌13番さんの鋭い分析恐れいります!(笑)
>グエンとの初接触の時は娼婦窟の中
しかし、あてが外れていたらどうしたんでしょうね?実は何日間かグエン行きつけの娼婦窟に入り浸って機会をうかがっていたのかも・・・(苦笑)