■アッシュ最良の日(第362話) 発表1994年2月
評価 ★★
依頼人 殺された組織のボス「ウイルスン」の知人
ターゲット ヒューイット
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 2,022
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 4,174
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 100
<ストーリー>
組織の跡目争いの後始末を頼まれたゴルゴ。ターゲットの「ヒューイット」は用心深い男で狙撃線上には古いアパートが立ちはだかっていた・・・
<この一言>
なぜだ・・・?
<解説>
組織のボス「ウイルスン」が事故死、跡目として「ヒューイット」が浮上する。しかし、ウイルスンの友人は、ヒューイットがウイルスンを事故死に見せかけて殺害したことをつかみ、ゴルゴにヒューイットの殺害を依頼する。
用心深いヒューイットを狙撃するにはダウンタウンの銀行を訪れるタイミングを狙うしかないが、狙撃線上には老朽化したアパートが立ちはだかっていた。
ゴルゴはアパートに居座り続ける芸術家志望の「アッシュ」の作品を買い取ることで、アパートを立ち退かせる。ヒューイットが銀行を訪れた刹那、アパートを爆破して狙撃線を確保、ヒューイットを仕留める。
狙撃のためならアパートを爆破してしまうゴルゴが凄い、と言い切れない駄作。登場人物の味付けが弱く、日本文化を知らないアメリカ人をけなすことを主眼としたゴルゴのパロディ作品のようである。見方を変えれば、ゴルゴが地上げ工作を行う稀有な作品か・・・
ズキューン
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>ゴルゴが凄い、と言い切れない駄作
おっしゃる通りですね。ヒューイットとやらが如何に用心深いとはいえ、ゴルゴンにかかれば寝ぼけているに均しいというもの。わざわざ、銀行で狙わなくとも構わない気がします。「アパートを爆破しての狙撃」を描きたいがための設定と言えるのではないでしょうか。
賛美歌13番様から一定の評価を頂いたつもりになって、有頂天でお届けする“本日の一句”「アパートと、“作品”買っても、利益でた?」
>「アパートを爆破しての狙撃」を描きたいがための設定
テレビでよく見るシーンが製作者の頭から離れなかったのでしょうか?
>アパートと、“作品”買っても、利益でた?
”地上げ屋”ですから、利益確保したのでしょう(苦笑)
確かに狙撃のために建物をまるごと一つ爆破させてしまう話には無理があります。
>>登場人物の味付けが弱く、
依頼人の殺されたボスの知人や標的のヒューイットの味付けはもうひとつ弱いです。
しかし、ゴルゴ13の「仕事」の脇で、たまたま僥倖のおこぼれを預かることのできた、
installation artの芸術家気取りのアッシュとアパートの家主は、一つの道化役にも見
えます。この話は、こっちの方がメインでは。
アパートの大家は表の顔だったりしてね
アニメだと声優がアッシュが中尾隆聖さん、ロボが高木渉さんでそれだけでなんか面白かった。