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ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第31巻-1レイプ数え唄

2006-12-22 00:43:49 | 第031巻~第035巻

■レイプ数え唄(第111話) 発表1977年1月

評価     ★★★

依頼人    オルガ・シュトラウス

ターゲット  元ナチス”あの男”(カール・キルマイヤー)

報酬     不明

今回弾丸発射数      7/ 通算弾丸発射数 759

今回殺害人数        5/ 通算殺害人数   670

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数  61

<ストーリー>
ナチス強制収容所で蹂躙されたオルガ。オーストリアの実業家に成り上がったオルガはゴルゴに復讐を依頼する・・・

<この一言>
14歳のオルガは・・・そのセリフもいわせてもらえなかったそうだ・・・な・・・

<解説>
ナチス強制収容所で”あの男”に暴行を受け続けたオルガ。オーストリア有数の実業家に成り上がったオルガは、”あの男”を3人まで絞り込む。3人の中から”あの男”を突き止め殺害して欲しいとの依頼を受けたゴルゴは、逆に秘密結社「ゲーレン機関」に命を狙われる。

ネオ・ナチとゴルゴの因縁対決が描かれる作品。真のターゲットを探し当てるという謎解きもあり、海外ミステリを思わせる雰囲気がある。ラストシーンでゴルゴに銃口を向けられた”あの男”は「やめてくれ」と哀願するが、ゴルゴは「14歳のオルガは・・・そのセリフもいわせてもらえなかったそうだ・・・な・・・」とつぶやき、引き金を引く。オルガの無念を代弁するかのようなゴルゴのセリフだが、ゴルゴが依頼人の心情を吐露するのは極めて稀なことである。

ズキューン

ゴルゴ13 (31)巻掲載
ゴルゴ13 143 百人の毛沢東最新巻
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10 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
”あの男”の孫が「あの歌」を歌っていたのがおかし... (カムバッカー)
2008-12-18 02:07:11
”あの男”の孫が「あの歌」を歌っていたのがおかしくも悲しいですね。

3人まで絞り込んだところで、その3人の親族を調べれば、依頼人を殺されなくて済んだという、ゴルゴの無念さが「オルガの無念」を代弁するかのような台詞になったのかもしれません。

それではまた(^O^)/~
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カムバッカーさん、コメントありがとうございます。 (賛美歌13番)
2008-12-20 10:29:57
カムバッカーさん、コメントありがとうございます。
この頃のゴルゴは、本作に限らずテーマも展開も、そして絵のタッチも”THE 劇画”という感じが色濃く出ているように感じます。時代ですかね~
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こんにちは。この作品のある意味キーワードになっ... (エミリ)
2010-11-06 18:35:23
こんにちは。この作品のある意味キーワードになってる“数え唄”ですが♪ひとつ昼間から婆さんが、ふたつ震える猫殺し、みっつみじめな晩飯を、よっつよくしょと頑張った♪っていう内容が不気味とゆーか暗いとゆーか。こんな数え唄実際にあるのかな。なかったら絶対さいとう・たかを氏が考えたんだろうな~。
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間違ってコメントが重複してしまいました。申し訳... (エミリ)
2010-11-06 18:38:28
間違ってコメントが重複してしまいました。申し訳ありませんm(_ _)m
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エミリさん、こんにちは。 (賛美歌13番)
2010-11-07 12:23:30
エミリさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
重複コメントは削除いたしました。

>“数え唄”ですが不気味とゆーか暗いとゆーか
恐いですね~。晩ご飯にネコを食べるために、殺したという意味ですよね。
中国には犬・ネコを食べる文化があるようですが、ネットでさらっと調べた限り、ドイツにはネコを食す習慣はないようです。
となると、この数え唄、さいとう先生のオリジナルですかね~オリジナリティあり過ぎ!
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こんばんは賛美歌13番さん、マリヨ神父です! (マリヨ神父)
2011-03-20 22:00:24
こんばんは賛美歌13番さん、マリヨ神父です!
このエピソードの中のカーチェイスの場面、ゴルゴは右上のバックミラーで敵を確認しているのに、バズーカで攻撃されて脱出する際には、右ドアから出ていますねぇ!
一体、ハンドルはどちらに付いていたのでしょうか?
またまた、性懲りもなく外浦吾郎の奴、いい加減な事書きやがったなぁ!!(笑)
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マリヨ神父さん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2011-03-21 15:05:21
マリヨ神父さん、こんばんは。
おっと、出ましたね。外浦吾郎=船戸与一の杜撰な仕事告発シリーズ(笑)
いいかげんなのか?それともおおらかな時代だったのか?
いずれにせよ、船戸与一的には触れて欲しくない作品なのでしょう。
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この話で起きたような「想定外」の事態発生にも全... (ゴルゴサウルス)
2011-03-26 22:58:21
この話で起きたような「想定外」の事態発生にも全くうろたえることなくすぐさま別の手段を練り、きっちり任務遂行にこぎつけるゴルゴの冷静さや知力を是非見習いたいものですね。
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ゴルゴサウルスさん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2011-03-27 23:57:40
ゴルゴサウルスさん、こんばんは。
>「想定外」
震災以降の東京電力の「想定外」発言には、怒るべきなのか、あきれるべきなのか、それともしょうがないと思うべきなのか、自分のなかで整理がつきません。
ゴルゴがいたら、今の事態をどのように打開してくれるのか、などと現実から逃避しようとしてしまいます。
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こんにちは。 (フリード)
2012-03-31 17:34:43
こんにちは。
この話で、握手をしないゴルゴがオルガ夫人に右手を握らせていますね。(軽くですが) 依頼人を信頼していたんでしょうか。自分は正直このシーンで、オルガ夫人が殴られてしまうのではないかとヒヤッとしました。 あと、自分の隣でオルガ夫人が撃たれているのに気付かないのは駄目ですね。出来れば、依頼人を守ることもしてほしいなあと思う話でした。
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