■ビッグ・セイフ作戦 (第1話) 発表1968年11月
評価 ★★★★★
依頼人 英国諜報部
ターゲット ベルンハルト・ミューラー(元ナチ親衛隊長)
報酬 £15,000
今回弾丸発射数 7 / 通算弾丸発射数 7
今回殺害人数 7 / 通算殺害人数 7
今回まぐわい回数 1 / 通算まぐわい回数 1
<ストーリー>
英国諜報部より元ナチス親衛隊長の殺害を依頼されるたゴルゴ。英国諜報部が元ナチを狙う真の狙いとは?
<この一言>
おれのうしろに音もたてずに立つようなまねをするな
<もう一言>
領収書はいらないだろうね?
<解説>
ゴルゴの原点。ここに描かれているのは「パーフェクト・マシーン」完成前の若き日のゴルゴの姿だ。その根拠として、
①体に傷がない
②表情が若々しく、感情が露わになる
③非常に饒舌で、軽口をたたく
の3点があげられる。
①については、ホテルの窓際にカーテンを開け放ちブリーフ1枚という完全無防備な姿をさらしているのが確認できる。この無防備さは若さのなせる暴挙としか思えない。②については、若さ故「うっ」「ちっ」など驚きや悔しさを思わず発声してしまったり、してやったりとにやけた表情をしたり、感情の発露が随所に見受けられる。③については、今では考えられないほど饒舌で、皮肉や軽口などを織り交ぜる言葉に重みが感じられない。
ゴルゴの手がかりが多く記されており、ルーツ編ともとれる内容である。そういった意味で極めてレアな作品であり、かつ重要な作品である。
<ここまでに判明したプロフィール>
・「ゴルゴ13」の名前の由来は、ドイツの刑務所でのゴルゴの管理番号が『G1214』で囚人たちが「ゴルゴ13」と呼ぶようになったとの説(第1巻-1)
・「ゴルゴ13」の名前の由来は、イエスを裏切ってイバラの冠をかぶせゴルゴダの丘で十字架にかけた13番目の男という説(第1巻-1)
・背後に音を立てずに近寄られると、条件反射的に攻撃する(第1巻-1)
・狙撃用に改良したアーマライトM16を使用(第1巻-1)
・確認できるゴルゴが関与した最も古い事件は1965年(第1巻-1)
ズキューン・・・
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>自ら椅子に座ろうとしているシーン
いや~ゴルゴ、若いですね。若干、コミカルな印象すらありますもんね。この路線で新作が読みたい!というのは叶わぬ夢ですが・・・