■配役<キャスティング>(第110話) 発表1976年1月
評価 ★★★
依頼人 ジーン・バーバラ
ターゲット ポール・ドミニック
報酬 $20,000
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 752
今回殺害人数 3/ 通算殺害人数 665
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 61
<ストーリー>
ポルノ女優にアカデミー賞ノミネート俳優の殺害を依頼されるゴルゴ。背後にはゴルゴを撮影する動きが進行していた・・・
<この一言>
仕事の話に入ってもらおうか・・・
<解説>
ポルノ女優「ジーン・バーバラ」が、アカデミー賞ノミネート俳優「ポール・ドミニック」の殺害をゴルゴに依頼する。ゴルゴ狙撃の瞬間を映像化し映画として公開することで、ゴルゴの活動を封じ込めようとするシナリオが背後で進んでいた。バーバラの嘘に気づいたゴルゴは陰謀を察知、撮影スタッフとフィルムを葬り去る。
小作品ながらストーリーにひねりがあり、なかなか楽しめる。が、バーバラや撮影スタッフが殺されたのに真の黒幕が殺されなかったり、利き腕を誤ってセリフにしてゴルゴに気づかれてしまうというような、作品としてのツメが甘いのが残念。
本作で特筆すべきはゴルゴの声について言及されていることだろう。映画監督をして「いい声している・・・スターの”声”だ・・・」と言わしめている。どのような声なのか、非常に興味深い。
ズキューン
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>ゴルゴ「いい声してる」んですね。どんな声か私も興味あります。低くてよく通る声のイメージが私にはありますが…
私もゴルゴの声は低いのではないかと思っています。ハイトーンだったら、イメージ台無しですよね(笑)
館ひろしの声は初めは違和感があったものの、次第にゴルゴのイメージにあっていき、なかなかよかったですよ。
黒幕の詳しい正体が不明になっているのは、敢えて読者の想像を膨らませる部分を残そうとしての事だったのでしょうね。
しかし一見紳士風でありながら併せ持つ不気味な貫禄が印象深かったキャラだったので、是非リターンマッチ版としての続編に登場させてほしかったです。その作品で彼の最期が描かれる事となってしまったとしても。
>敢えて読者の想像を膨らませる部分を残そうとしての事
>リターンマッチ版としての続編に登場させてほしかったです
なるほど、映画だとTo Be Continuedですね。実は続編を考えていたけれど、企画倒れ・・・だったのでしょうか。劇画劇画したタッチで、ストーリーも濃いこのあたりの作品って、読み返すと味があります。
狙撃シーンを無断撮影したらこの映画の
結末はスタッフ全員全滅になるって事
知らなかったんですかね?