■神に贈られし物(第125話) 発表1976年12月
評価 ★★★
依頼人 公的機関
ターゲット 大統領候補参謀
報酬 不明
今回弾丸発射数 6/ 通算弾丸発射数 876
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 775
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 65
<ストーリー>
大統領候補指名大会で沸くスタジアム。厳重な警備体制の中、大統領候補参謀が狙撃され、ゴルゴは警察に捕らえられる・・・
<この一言>
弁護士を呼んでくれ・・・
<解説>
大統領指名大会を前に熱狂で沸くスタジアム。厳戒態勢の中、大統領候補参謀が狙撃された。会場に居合わせたゴルゴは警察に逮捕される。状況証拠は限りなくクロだが狙撃の物的証拠はない。二重三重に張り巡らした伏線により、状況証拠を覆し容疑を否認するゴルゴ。ゴルゴの頭脳戦が光る作品で、ミステリー仕立てのストーリーが小気味いい。
細かい描写が笑いを誘う作品でもある。
・検問の警察官に背後から肩をタップされているゴルゴ。 第16巻-3『ペガサス計画』 のジョーに続き2回目の珍事である。
・おもちゃの射撃場にて百発百中で的を射て、テキ屋のオヤジに「お、お、お客さん!もうかんべんしてくださいよ!そう当てられたんじゃ店がつぶれちまう!ま、まるで神わざだ!」と泣きを入れさせている。
・「弁護士を呼んでくれ・・・」とつぶやくゴルゴ。テリー・バートンは顧問弁護士なのだろうか・・・
ズキューン
<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>
ミステリーとは一応民主的な警察が有ってこそ成立する読み物ですね。
狙撃現場にゴルゴが居たというだけで、彼を犯人として問答無用で殺そうとするような所も(アメリカをも含めて)多いのですが、そういった所はまず舞台に設定できないでしょう。
そういえば、最近、ゴルゴが先進国で警察に尋問されるケースを見ないですね。警察の民主化・透明化が進んだのか、ゴルゴの認知が末端の警察署まで浸透したのか(笑)
眉毛の形がゴルゴの眉毛の形と似てますね。
>眉毛の形がゴルゴの眉毛の形と似てますね。
本作に限らず、家内は”ゴルゴの登場人物は全て同じ顔に見える”と申しております(苦笑)