ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第68巻-2真実の瞬間

2007-05-14 00:04:18 | 第066巻~第070巻

■真実の瞬間(第235話) 発表1984年4月

評価   ★★

依頼人  KGB

ターゲット 元ソ連第一副首相 現フィンランド大使 ヨセフ・イワノビッチ・クレーメル

報酬    不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,343

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数   1,445

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    81

<ストーリー>
ソ連の大物政治家クレーメルがアメリカに亡命を希望。CIAはクレーメルの替え玉を立てて陽動作戦を展開、KGBはクレーメルの狙撃をゴルゴに依頼する・・・

<この一言>
・・・

<解説>
ソ連の大物政治家「ヨセフ・イワノビッチ・クレーメル」がアメリカに亡命を希望。CIAはクレーメルの替え玉を立て、KGBを欺いてクレーメルの亡命を成功させようとする。一方のKGBは亡命を阻止せんとゴルゴにクレーメルの狙撃を依頼。クレーメルを巡りCIAとKGBの心理戦が展開される。

クレーメルは酒に溺れていおり、素面の時には利き腕の右手が震えるため左手で挙手、酒が入ると手の震えが消えるため右手で挙手する、というクセがあった。
一度はスコープに替え玉を捉えたゴルゴであるが、酒を飲みながら左手で挙手するクレーメルを替え玉と見破り、飛行場にて本物のクレーメルを仕留める。

僅かな仕草から真贋を見極めるゴルゴの観察眼が鋭い。トリックとしてはよく練られているのであるが、物足りなさを感じてしまう短編。

ズキューン

ゴルゴ13 (68) 巻掲載
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゴルゴザウルスさん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2011-07-24 23:28:48
ゴルゴザウルスさん、こんばんは。
>依頼件数のわりにはゴルゴに対しての知識が足りませんね。

笑→鋭すぎます。言い得て妙です。これはサラリーマン社会に置き換えると、引き継ぎがきちんとできていないのでしょう。もっともゴルゴ案件は、ごく一部のトップ・シークレット的な引き継ぎでしょうから、きちんとした事案継承ができないのでしょう。CIAもお役所なんでしょうね(笑)
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私はゴルゴの観察力よりもCIA側の不注意ぶりの... (ゴルゴサウルス)
2011-07-22 21:29:29
私はゴルゴの観察力よりもCIA側の不注意ぶりの方に目が行きました。
警護対象の癖ぐらいしっかり把握しておくべきですし、ゴルゴがそれについて調べていたらって調べていない筈が無いでしょう。
依頼件数のわりにはゴルゴに対しての知識が足りませんね。

替え玉ダハン、CIAに捕まった時のうろたえぶりと本物のクレメールになりきっての偉そうな態度の落差が愉快だった憎めないキャラでしたが、やっぱりこの後でCIAに消されてしまったのでしょうね。
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ペロさん、コメントありがとうございます。 (賛美歌13番)
2007-05-15 00:52:11
ペロさん、コメントありがとうございます。
ゴルゴには嘘・隠し事が通じませんね。ある意味、舌を抜くだけの閻魔様よりコワイ・・・
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賛美歌13番さんこんばんわ。 (ペロ)
2007-05-14 23:13:26
賛美歌13番さんこんばんわ。
本当にゴルゴンの洞察力には驚かされるばかりです(汗)
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