ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第141巻-3大地動く時

2009-08-02 23:55:42 | 第141巻~第145巻

ゴルゴ13 141巻 ミステリーの女王・2 (SPコミックス)
■大地動く時(第467話) 発表2000年12月

評価   ★★★

依頼人 ①②アメリカ軍 ノースウッド中将

ターゲット
①自走式メガフロート
②岸河重工 岩城相談役/千堂設計部長/海上自衛隊 芹沢海将補

報酬 ①②不明 

今回弾丸発射数       4/ 通算弾丸発射数 2,544

今回殺害人数      3/ 通算殺害人数   4,876

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   113

<ストーリー>
日本を代表する重工企業が空母を建造?工業用浮島に動力をつけ空母を保有せんとする企業にアメリカは・・・。

<この一言>
ここか・・・

<解説>
日本を代表する国策企業”河岸重工”のエンジニア『佐野』は友人の新聞記者『深沢』に、同社が浮島(メガフロート)に動力をつけ、空母保有の野望を抱いていることを打ち明ける。河岸重工の『岩城相談役』と『千堂設計部長』は海上自衛隊の『芹沢海将補』と結託し、メガフロートの空母化の計画を進めているという。

メガフロート推進を制御するプログラムの入ったMOを深沢に託した佐野は、身の危険をほのめかしていた。半信半疑であった深沢であるが、後日、佐野の死亡を知りこととなり事態の深刻さにおののく。その深沢に接触してきたのが、アメリカ大使館付武官『マッケンジー』。マッケンジーは深沢に対し、アメリカ側は河岸重工と芹沢海将補の動きを把握しており、日本の暴走を食い止め断固たる処置を執るために工作を行っていること、そのためには深沢の持っているMOが必要であることを伝える。深沢は佐野の仇をアメリカにとってもらうべく、マッケンジーへの協力を快諾する。

河岸重工はメガフロートの推進実験に着手するも、アメリカはゴルゴにメガフロートのコントロール中枢部分の狙撃を依頼。ヘリコプターからメガフロート一点を射抜き制御不能にするとともに、空母保有の首謀者である岩城、千堂、芹沢の始末を行う・・・。

メガフロートはウィキペディアでも紹介されており、軍事的にも大きな意味を持つ。実用化は難しいようだが、さてはて、メガフロートの実態やいかに?丸の内にある”重工”企業、かつ国策企業といえば、河岸重工のモデルは明らか。この事件を機に、丸の内のビルは防弾ガラスが用いられるようになった、かどうかは不明である・・・。

ゴルゴ13(141) 巻掲載
ゴルゴ13(153) 巻(最新刊)
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