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スポーツ競技のジャッジと裁定

2014-06-22 16:12:29 | ゴルフウイークリー

現在行われているサッカーw杯と、ゴルフにつきものの

審判のジャッジや、競技の裁定について

書きたいと思います。

たった今、ゴルフツアー選手権で、竹谷(たけや)プロが

初優勝を飾りましたが、優勝争いを最後まで

繰り広げた韓国のイ・サンイ選手には最終日11番ホールの

パッティンググリーン上で思わぬ裁定が下り、

2打罰が課せられ、プレーオフを逃しました。

その11番、ボギーパットをする際、いつものように

ボールをマークし、ライン上のルースインペディメント

(落ち葉や自然物など)を取り除きました。

ここまでは問題なかったのですが、

取り除いた後、右手の指の背で

3回くらいグリーン面を押しつける行為が

問題となったのです。

ルールでは、「パッティングライン上で

グリーン面を押さえつけてはならない」と

なっています。

グリーン面の芝の状態をテストしたり、

芝の目やライの改善を疑われる行為だと

見なされ、公正なプレーを逸脱している

と裁定されるためです。

残念ながら、「押さえつけていない」という

イ選手の抗議は認められず、2打罰が

課せられたわけですが、何とも後味の

悪い結末となりました。

ゴルフでは、空振りした時に

素振りか本振りかで

本人の意思が裁定の対象と

なることがあります。要は、

本人が本当にボールを打つ

つもりでスウィングしたか、

それとも、素振りのつもりで

思い切り振ったところ、それが

本振りの空振りに見えたケース。

ここでも本人の意思が尊重される

ことになっていますが、明らかに

本振りだと客観的に分かる

場合は、空振りで1打という裁定が

下ります。

また、サッカーでは、”ハンド”の

ジャッジが問題になることが

あります。素早い動きを審判という

人間の肉眼で見極めるわけですから、

難しいところがあります。本人は、

故意に手を使ったわけではないと

主張しても、審判のジャッジは

なかなかくつがえらないのが現実です。

これも、ゴルフ同様、難しいところです。

だから、”李下に冠を正さず”。

疑わしい行為はしないのが一番と

いうことで、最近はサッカーの

DF(ディフェンダー)陣は、相手が

ペナルティエリア内や、その近くから

シュートしようとすると、両腕を背後に

隠して”ハンド”をとられないように

することが主流になっています。

故意か故意じゃないか?

その判定は人間の目だけだと難しい

側面があります。見た目では

判断がつきにくいことが多いからです。

心の中の問題だからです。

今回のW杯から導入された

ゴールか否かを判定するハイテク機器などは、

肉眼で確認できれば、公正に

裁定を下すことができますが、故意うんうんに

なると、判定に困難をきわめることも

少なくないはず。

そこで、問われるのはスポーツマンシップです。

ゴルフでは、人が見ていなくても、

自分がここで空振りした!ここで、アドレス後、

ボールが動いた!などと自己申告する

真摯で紳士なプレーヤーもいます。

自分にペナルティが課せられるのは、

自分の行為の責任の代償として

負わなければならないという

尊いスポーツマンシップの精神の

持ち主ならでは。

勝ち負けにこだわる気持ちも分かりますが、

スポーツ競技者として守る軸も

持っていたいと思わせる

今日のゴルフトーナメントでの

出来事でした。


3番アイアンを手放せない!!

2014-06-01 15:47:44 | ゴルフウイークリー

時代遅れといわれそうですが、
3番アイアンを手放せません。

グリップのゆるみ、トップからの
切り返しでのタイミングのズレ、
体の揺れ、体のバランスの崩れ
・・・・・それらのどれも許してくれない、
そんな難しいクラブです。

18度のUT(ハイブリッド)があれば充分
なのでは?と感じますが、
少し違うと思います。

楽に球を上げることができ、振り切り
やすい。そんなUTがあればいいのでは?
と考えるのが普通ですが、
それは、フルスウィングのキャリーボールを
きっちりと打つことに関してはそうだと
思います。

しかし、ゴルフでは、さまざまな条件が
立ちはだかります。

林の中からのリカバリー。
強風下でのグリーンを狙うショット。
スライスやフックをかけたい状況。

こんな時、低くて強い球を打つ
必要があります。

練習では、短く握ってボールの近くに
立ち、両わきをしっかり締めて、
ボディの回転と力でスウィングし
ボールを打つ練習を繰り返す。

これで、体と腕の同調感をつかめます。

しっかりミートできれば、低くて
強くてランの出る球を打てます。

強風下では武器になります。

球が上がる分だけ
UTは強風に弱いウィークポイントがあります。

今も、女子プロでも渡邊綾香プロが
3番アイアンを使い、キャリーで平均
205Yを打っています。アメリカの
女子プロも使っている人は
少なくないはず。

3番アイアンは、UTやショートウッドには
ない特徴がありますから、使う人が
なくならないのだと思います。

以前、5下シングルの人で
2番アイアンを手放したくない
という人がいました。
「2番アイアンを打てなくなったら
ゴルフをやめると」

それくらい体と腕の同調、脚や体幹の
強さを求められるのがロングアイアンの
難しさ、面白さなのです。

ゆるみや弱さは禁止!!

それだけに自分のスウィングを
計る試金石となるアイアンです。

きついけれど、打ちこなせた時の
快感はひとしおです。

正直なところ、今の自分は
3番アイアンを使いこなせる
ところには至っていません。
だからといって手放す気には
なれません。

3番アイアンをやめたら、
どんどんスウィングが甘くなり、
ゆるみがでて飛ばなくなる
危険を感じるからです。


100Yワンオン練習が教えてくれた基本のズレ

2014-05-25 11:21:50 | ゴルフウイークリー

練習場でいきなり100Y先のピンに

向かって打つ練習。

ピンから半径7mくらいの円内に

10発打ち、何回乗せられるか

試してみました。

これは、何もせずにいきなり打つのが

ミソです。本番さながら、緊張感を

出すためのちょっとした演出なのですが、

10発連続で同じところから同じ状況で

打つのは、本番と大違い!です。

ただ、その日の調子と自分の実力を

計るのにもってこいだと感じ、

行ってみました。

結果は、10発中4回オン!

こんなものなのでしょう。

最初の3発は、乗せようと合わせて

しまい、振りきれませんでした。

本番でもありがちなことです。

結果は、3発ともショートやひっかけで

ノーオン!

ここから振り切ることに注意し、

方向をシビアにチェックしてアドレスに

入り、次の3発は、2回オン!

ここらあたりで、乗せようとする緊張感の

ためか、集中が切れそうになりました。

何十球も練習した後でないだけに、

不安も先立ちました。

最後の4発も2回のみオン!

結局4割のオンに終わりましたが、

この率もさることながら、気づかされた

ことがありました。それは、

「乗せよう!」

「飛ばそう!」と意識すればするほど、

綻びが出てくることです。

親指と人さし指のV字がスウィング中に

ゆるんでくるのです。

悪さをしてしまう親指が、反射的に

クラブの真上にずれて

力任せにクラブ操作しようと

してしまうことです。

欲が生むズレなんでしょう。

クラブを切り返しで真上から

押さえつけて球を打とうとし、

シャフトのしなりがつかえなくなります。

この悪さが出れば、球はますます

飛ばなくなります。力は目いっぱい

入れているのに・・・・。

アウトサイドインの軌道が強くなり、

左サイドが引けたら最悪です。

スライス球しか出なくなります。

基本は、右手親指は、人差し指とで、

付け根をしっかりと締め、クラブの真上から

左へ外して握ります。これで、真上から

押さえつけないようにするわけです。

アドレスで、このグリップをちゃんと

決めても、肝心のスウィング中に

親指が真上近くにずれたら、

元の木阿弥です。

私の場合、フィニッシュで確認すると、

親指が真上方向にずれてしまって

いました。基本から外れていました。

ここからどう修正していくかが本当の

練習です。

先ず考えたのは、ずれないように

ゆるみのないグリップをあらかじめ

作ること。左手親指の横腹を

右手親指のたなごころで包む時に

左手のひらの頭脳線にしっかり密着させて

握る。その上で、右手首にしっかりと

角度ができるようにし、この角度を

スウィング中も変えないように注意する。

親指で真上からクラブを押さえつけて

しまうと、必ず右手首の角度が

なくなります。その現象を利用し、

逆になるよう、右手首に注目

してみました。

この2点に注意して球を打って

みたのですが、そんなに簡単に

長年の癖が抜けるわけがありません。

親指が悪さをすると、球が

右にすっぽ抜けるので、すぐに

分かります。

でも、グリップにゆるみがなく

右手首の角度が保たれると、

球は上がり

力強く前へ前へと飛んでいきます。

いっそのこと、右手の親指と

人差し指をなくしてしまったら

いいのでは? そんな素朴な

提案も出てきそうですが、

そんなわけにはいきません。

この2本指にも、ちゃんと

役割があります。

それは、クラブをしっかり支え、

スウィング中もクラブの先が暴れないように

コントロールすることです。

もしこの2本がなかったら、しっかり

球をとらえることができず、当たり負け

する恐れがあります。

やはり、きちんとV字を形成し、

親指を左へ外して握る。

この基本を守る必要があります。

基本を侮るなかれ!

伸び悩む時は、必ず基本が

おろそかになっているはず。

これが現実ではないかと思います。

自分で気づくか気づけないか?

この差は大きいと思います。

もし気づけなければ、プロに確認

してもらうしかないと考えます。

独りよがりの練習では上手くなれない!

もし球数はこなしているのに

伸び悩んでいるとしたら、

一考の余地ありです。

球数をこなして上手くなれるのは、

ショートゲームかもしれません。

でも、スウィングに関しては、

基本からのズレは致命的。

飛ばなくなり、曲がる。

それで、ますます力任せの

スウィングに頼りっきりになって

しまう。この負の連鎖から

抜け出せていないかも

しれません。

基本ができてこその球数練習。

競技ゴルフのレベルに行くには、

この練習が大切になってくる

のでしょうね。

私も肝に命じようと思います。

そして、親指の悪い癖を

消します。

 


マルティン・カイマーVで見えるゴルフの見方

2014-05-13 20:45:07 | ゴルフウイークリー

米ツアーのツアープレーヤーズ選手権(TPCソーグラス、

フロリダ)で、ドイツのマルティン・カイマーが優勝を

飾りました。最終日、途中まで優勝一人旅かと

思いきや、そう簡単にはいきませんでした。

カイマーは、マスターズ2勝のあのベルンハルト・ランガー

と同じドイツ人です。堅実でしぶとい、最後まで

勝負をあきらめないゲルマン魂の持ち主

なのでしょうか?

彼のゴルフには、そのゲルマン魂の他に

試合の局面で見せたメンタルが垣間見えました。

 

カイマーは、3年前には、ワールドランク1位に

躍り出た実力者です。その彼が、以前ほど

ブレークできなくなったのはなぜか?

その真相は不明ですが、彼のゴルフスタイルに

よることも大なのでは?

ドイツ人らしく慎重で堅実。あまり冒険はしない

タイプと見え、確率を重視したいゴルフには

ぴったりな性格だと感じました。

ゴルファーには慎重派と勇猛派がいるとすれば、

彼は間違いなく慎重派です。

でも、慎重派の落とし穴は、慎重になり過ぎて

臆病にプレーしてしまうことだと思います。

実際に彼の最終日、2位に4打差以上つけた

時点で、ゴルフがおかしくなってしまいました。

堅実にプレーしようとしたせいか、パットが

ショートのオンパレードで、パーどころか

ボギーが続きました。

ここがゴルフの難しいところです。

慎重→臆病の精神状態に陥ると、

超消極的なプレーになりがち。

安全に安全に行こうとして、

逃げのゴルフで切り抜けられるほど、

TPCソーグラスは甘いコースでは

ありません。

これが端的に出たのは、あの17番ホール、

アイランドグリーンのパー3です。

右サイド一杯に切られたピンに対して、

彼の攻めたルートは、グリーンセンター半分より

手前でした。通常で考えれば、安全・確実な

ルートでしょう。

しかし、この安全ルートは決して安全では

ないのです。ピンをデッドに攻める方が

安全だっていうケースになることも多い

ホールです。

そんなことを分かっていながら、やはり

セオリーどおりの安全策。これが、とんだ

結果になりました。ショーとアイアンでも

スピン量の多い高いフェードボールを

打つカイマー。

ボールはグリーンセンターより手前に

着弾し、バックスピンがかかって、

戻り、あやうく手前の池に落ちるところ

だったのです。運よく、少し伸びたカラーに

助けられ、ボールは間一髪、止まりました。

雨で少し湿ったグリーンでなかったら、

スピンで勢いのついたボールは

池にドボンだったでしょう。ここは、

幸運だったといえると思います。

勝つには、運も必要なんですね。

ところが、ドラマはこれでは終わりません

でした。カラーからウェッジで寄せた

ボールは、ピンの切られた

下の段まで転がらず、上の段で

止まってしまったのです。

ここでは、彼の慎重さが裏目に

出てしまいました。下り傾斜によって

オーバーしすぎないように注意した

せいで、雨で湿った転がりの悪い

遅くなったグリーンに妨害されたのです。

パーパットは、下りスライス、6~7m

だったと思います。

ここで、今度は彼に幸運が訪れます。

めぐりあわせの幸運といって

いいでしょうね。

フェード打ちの彼は、スライスラインを

苦にしないはず。これが、ドローや

フック打ちの人なら打つ前から苦手意識で

イメージが出なかったかもしれません。

2度もミスしたホールで、彼は、このパットを

1回で沈め、ナイスパー!

こんな勝負の綾もあるんですね。幸運→

不運→幸運と展開し、最終的には

優勝をさらうことになるのです。

勝負の神様は複雑な計らいを

するものなんですね。

運とひとことで片づけることも

できます。同伴プレーヤーの

ジョーダン・スピースが、ピンを果敢に

狙ったゴルフと対照的でした。

首位を走り、それを守りたいから

手堅いゴルフをしたといえなくも

ありません。

でも、このプレーは、彼のスタイル

だと思います。技術や飛距離も

さることながら、彼が勝てたのは

自分のプレーを

貫き通した報酬なのでしょうか?

もちろん、運も味方しています。

勝利の女神だけは、どこにどうやって

輝くのかは、誰も知る由は

ないのでしょう。

彼の性格とプレースタイル、それに

勝負の綾が見えた試合でした。

結末はいつも分かりませんが・・・。

 

 


下半身リードの工夫

2014-05-05 08:56:24 | ゴルフウイークリー

金科玉条のように言われてきた

ゴルフスウィングでの『下半身リード』。

あなたは、どうとらえ、どう実践していますか?

先ず、下半身リードがなければ、

腕力でしか飛距離は出せなくなるということ。

上半身や腕の力が衰えれば、

飛距離は、当然落ちます。

だから、腕や手先よりも下半身の動きを

先行させ、この時間差の間で、ヘッドを

走らせ、最大飛距離を出すというのが

理屈なのですが、これができていれば、

年齢を重ねても、飛距離は落ちにくくなる

はずです。そう信じています。

ところが、年を重ねると、腕や手よりも

脚が弱ってきます。ここが悩みどころ、

泣き所です。

プロゴルファーが試合の成績がいい時、

シーズン中でもよく走り込んでいた

という話を耳にしてきました。

それくらい、安定して飛ばすには

脚力が大事だということ。

逆に、アマチュア、特に男性の場合、年齢と

ともに腕の力はさほど落ちないのに、下半身の

弱体化が進みます。

そこで、自分の都合のいいように、下半身が

多少よろけても、腕力でカバーしようとして

スウィングをしがちです。

下半身を正しく使わない習慣になってくると、

完全に手打ちに移行!飛距離は1年1年、

下り坂を真っ逆さまに落ちるように、

右肩下がりの線をたどっていきます。

そこで、この悪循環を食い止める手立てが

必要です。何がいいか? それは、ゴルファー

ひとりひとりが考え、アレンジし、

自分に合った下半身リードの方法を

編み出すべきだと思います。

私の場合、左腰を後ろに引く動作で

切り返すと、腰が引けたりして、

回転動作がとまり、フェースが開いたり

かぶったりし、安定しませんので、

右サイドに注目しています。

『右腰を押し込む』ようにして、

上半身や腕との時間差を作るように

した方がうまくいくようです。

右腰を送り込むようにしながら、

右ひざを左へ送る動作を意識的に

入れることで、左足に荷重が乗り、

腰の回転もスムーズ。上との

時間差もでき、飛距離も

安定します。

もちろん、脚が弱ると、これが

できなくなる恐れがありますので、

最低限の筋トレは行います。

内ももが衰えないように、

両足を大きく広げ、両つま先を

外側に開いたまま、上体を垂直に

下ろすスクワットです。

内ももが締まると、右腰で押し込んだ

時に、左足が流れたり、左腰が引けたり

しにくくなります。

教科書に書いてあるような”左足で

先ず踏み込む”動作も、右腰で押し込めば

自然にできる。これが私流の下半身リードの

アレンジ法です。

左足への荷重移動と、腰の回転動作が

連動し、これを上よりも一瞬早く

行うことで、”ため”ができ、腕力が

なくても飛ばせます。

腕力の少ない女子プロが、驚くほど

飛ばすのは、やはりこの下半身リードの

お蔭なんでしょうね。

クラブ(道具)だけの力では飛ばせないと

思いますが・・・・。

クラブの性能を

引き出すのも、下半身リードでは

ないでしょうか?

 

 

 

 

 


ロングヒッターの悩みから読み取れること

2014-05-03 08:58:21 | ゴルフウイークリー

野球出身。ゴルフでドライバーを握れば、
300Y超のロングヒッター。

こんな方は少なからずいます。

今のクラブ、ボールをもってすれば、
アマチュアでも300Yをかっ飛ばす
人は、少なくありません。

ただ、飛ぶからと言ってゴルフが
やさしくなるかというと、そうとも言えない
ところがゴルフの難しさ、面白さではないでしょうか?


例えば、長さ300Yくらいの打ち下ろしのミドル。
左ドッグレッグで、左サイドはがけ下、OBゾーン。
ショートカットするか? 刻むか?

飛ぶがために悩んでしまうところです。
欲をかいてワンオン狙いで攻めても、
OBゾーンの餌食になれば、取り返しの
つかないダボ、トリになるのは決定的。

こんな時に、プレーヤーの人間性と、
頭、心が映し出されてくるはず。


自分の飛距離だったら、キャリー280は
確実なので、迷わずショートカットする。
と即断するか?

いやいや打ち下ろしで、グリーンまで
ボールが着地するまでの滞空時間が長くなり、
右からの横風が吹いたら、万事休す!
そんな危険を冒すくらいなら、3Wや
ユーティリティなどでホール右サイド、
グリーンになるべく近づけるように刻んだ
方が得策! 
とするか?

前者は果敢型。後者は慎重型。と言える
でしょう。

もちろん、これには正解はございません。
その方の価値観ですから。

でも、この判断を下す前に、ちょっと考える
ことがあるはず。

それは、風、温度、湿度、天候やホールレイアウト、
その日の自分の調子。心の中・・・などです。

これらを総合して判断材料に入れて、
果敢に攻めるのが成功率70パーセント以上なら
GOでしょう。

しかし、果敢50、慎重50でフィフティフィフティ
の場合もあります。ドライバーの調子がいいから
いけそうだけど、欲をかいてしまうからスウィングに
力みが入るかも。

かといって、刻んでも、
グリーン手前のバンカーやディボット、傾斜の強さを
見たら、安全とは言えない。だけど、ドライバーの
調子があまりよくないので、不安。

こんな五分五分の時から、本当の悩みが生まれる
といっていいと思います。

でも、時間ばかりかけてはいられません。

ドライバーにするか? 刻むか?
最終的には自分の実力を信じるか、
その時の自分の直感を信じるしかなさそうです。

ここでは、短い時間ですが、ゴルフで決断する
ための総合力が試されている
といっても
過言ではないと思います。

こういう考え判断、決断する習慣をつけていくことで、
ゴルフが面白くなり、新たな課題が見つけられる
と感じています。

自然の中で、自分という人間がどう対処するかが
問われるケーススタディにいつも直面する
のがゴルフなのでしょう。


ハンドファーストに打つ練習

2014-04-29 12:15:28 | ゴルフウイークリー

これまでアイアン練習で、何度も『ハンドファースト』を

テーマにしてきましたが、なかなかうまくいきません。

その原因として気づいたことは以下です。

先ず、手元を先行させてボールをとらえようと

意識すればするほど、振り遅れるということです。

ボールが右にしかいきません。

ハンドがファーストという言葉が手を意識させる

表現なので、ついつい手で操作しようとするのが

原因でしょうね。

体幹を腕や手と連動させてボールをとらえる

ことを忘れてしまっていました。

ヒントになったのは右手の片手打ちです。

片手だと力が不足するから、どうしても

体の力も自然と借りるようになります。

それと切り返しのリズムをとるように

なります。打ち急げば、体と腕が

連動しないのが身をもって分かるのです。

トップで間を感じてゆったりと下ろす。

ダウンスウィングで右ひじがほぼ直角に

落下し、右わきに自然と着きます。

手に力みが入っていなければそうなります。

これで体の力と腕とが連携しますから

ボールを上手に拾えます。

おそらく、この2点がハンドファーストを

意識した時に欠けていたんだと感じました。

間をとれば、右手首の角度が崩れずに

ダウンスウィングを迎えることが

できますし、ためを作れるので、

ヘッドが遅れ、手元が自然に

先行してくる。こんな動きの流れが

いいのではないでしょうか?

手元を意識すればするほど、ドツボに

はまっていたのが分かりました。

こんな手元の意識よりも、バックスウィングで

しっかりと肩を入れるのが1つ。

それから、トップでの間を感じることで、

切り返しで下半身を先行でき、

体の力をフルに腕やクラブヘッドに

伝えることができる。この一連の

動きで、自然とハンドファーストに

とらえることができる。それが、今の

結論です。別に特別難しく

複雑に考えることもないのでしょう。

ハンドファーストの持つ言葉に

とらわれ過ぎると、本来のいい動きを

そこないかねない。そんな教訓を

覚えた本日の練習でした。

 


肩や背中を上手に使える人

2014-04-13 09:20:40 | ゴルフウイークリー

私自身は、肩の使い方が下手で

スウィングに活かせていないと

つくづく感じています。

肩が硬い、柔らかいという問題以前に

使い方が下手なようです。

それは、スポーツジムでトレーナーから

指摘されました。

”ラットプルダウン”という肩甲骨周りや

背中の上部の筋肉を強化するマシンが

あり、上方のバーを両手で間隔をあけて

握り、上から下へ引き下げ、手をちょうど肩の

高さくらいに押し下げるのですが、

重さがどうのこうのというよりも、

肩甲骨や肩の筋肉を上手に使えていないようです。

腕の力ばかりに頼る癖がついてしまって

いるようなのです。

う~ん! これだから突然、飛ばなくなる

なだんぁ、と直感しました。

つまり、このマシンでも腕力に頼る

動作がしみついているわけで、

ゴルフスウィングでも、大きな筋肉よりも

比較的小さな筋肉、腕の筋力に頼る

飛ばし方になっていると気付きたため

です。

ラットプルダウンで肩を上手に使うように

なるには、胸を張り、少し上方に

目線を飛ばし、両方の肩甲骨を

内側へ引き寄せるように使う。

これが私には難しい!!

首に力が入り、肩が力んでいかり型に

なってしまうと、これができません!

私の場合、ついつい肩が力んで腕の

力で仕事をする癖がありますから、

大きな筋肉に仕事をしてもらうことが

難しいわけなんです。

これを解決しないことには、

ゴルフでも永遠にアームスウィングで

終わってしまいそうです。

クセはなかなかとれそうもないのですが、

時間をかけ地道に感覚を変えるように

努力するしか方法はなさそうです。

これは、あくまでも私の癖で、自然と

大きな筋肉を使える人はいるそうです。

うらやましい限りですが、

いたしかたありません。

そんなわけで、肩の使い方の巧い選手を

このマスターズ観戦で探してみました。

すると、やはりいました!ふたりいます。

ひとりは、バッバ・ワトソン。もうひとりは、

フレッド・カプルス。ふたりとも、肩甲骨の

可動域が広く、先天的に肩が柔らかいの

でしょうが、深くゆったりと入れ、回転させて

います。肩の回転が深く、肩やそれに連動する

背筋や体幹を主導して使うから、スウィング全体が

ゆったりに見えますが、エネルギー効率が

抜群にいいためか、ふたりともロングヒッター

です。新旧の・・・。

大きな筋肉主導で、腕をしならせ、最後に

シャフトをたわませ、ヘッドを走らせる。

この合理的な順番で、ビッグキャリー

を生み出しているふたりです。

私は、その逆で、最終的には腕の

力に頼ってしまうため、インパクト前から

腕が忙しく仕事をすることになります。

大きな筋肉が仕事をしていないから、

腕に負担がかかってしまう。

もっと協働作業しないと、スウィングの

持久性は落ちると危惧しています。

飛距離のばらつき、方向性のばらつきも

出ます。

残念なことですが、日米欧豪を比較して

みても、日本人はやはり

ダウンスウィングからフォロースルーに

かけ肩に力みが感じられます。

対して、欧米豪のトップ選手は、この

力みがなく、力感というよりも

タイミングやボディバランスの安定感で

シュアに飛ばしている印象を受けます。

体や感覚の違いなのでしょうか?

もちろんそれをあるのでしょうが、

まず一つは、姿勢の違いもあるようです。

おそらく日米のトッププロをアドレス後方で

比較すると、違いが出てくるかもしれません。

もちろん、バッバ・ワトソンやカプルスだって

マスターズという大舞台でプレッシャーが

かかれば、肩が無意識に力んでしまうことも

ありそうですが、確率の問題で、

普段の姿勢やアドレスの差は、結果にも

大きな差を生んでいるような気がしますが、

いかがでしょうか?

 

 


変化はコツコツと同じことの繰り返しから

2014-04-06 08:11:32 | ゴルフウイークリー

ゴルフ場でも公園でもいいのですが、

芝生の上に仰向けになり、真上の

空を見たことはありますか?

雲が低く垂れこめた日は別にして

晴天なら、空はこんなに高く

青いんだなぁ、と改めて

実感してしまいます。

歩きながら見る空って

斜め上方を見ているため、

遠くにあるのは実感できますが、

空は本当に高いなんて、

なかなか体感できません。

この仰向けに見る空は、

雄大な高みに見えますが、

階段を1歩1歩上るように

近づくことは

できると思うのです。

理想は高く! でも、その歩みは、

地道に同じことを繰り返して

いくことが必要で、根気が

要り、泥臭いものです。

失敗したら、自分の力量を過信

することなく、修正を加える。

その修正にも、普段の地道な

積み重ねがものをいうような

気がします。

変化・進化はそう急には

やってきません。それだから、

途中で投げ出してしまうのも

常です。これをやり続けていけば、

必ず変化がやってくと信じる

ことがよろどころとなるのかな、と

感じます。

ゴルフでも、ある日突然、驚く

ようなスコアがとれたことは

ありませんか?

それまで90台そこそこで回って

いたのに、80台前半のスコアが

2回に1回出るようななったとか。

インターロックグリップを

オーバーラッピンググリップに

変えても、最初は、左人差し指と

右小指がしっくりとなじまず、

違和感を覚えるとか・・・・。

これも時間がかかることです。

平均スコアが突然変わり出すのも、

それまでの経験則を生かし、

失敗を糧に原因と対策を考え

抜き、実行し続けた結果だと

思います。

プロゴルファーもよくこんな

ことを言います。

「いいレッスンを受けても、自分で

その中身を消化し、自分の体に

なじむものにしていかないと、

成果はでません。それには、時間が

かかります」と。

親切なプロならそうアドバイス

すると思います。

自分の体でつかみ、自分の言葉で

表現できるようになる。これで

本物ですし、進化できたと

言えるのではないでしょうか?

それには、愚直にコツコツ、

決めたことを継続する。

いくら才能があっても、やめたら

また後退してしまうでしょう。

ですから、継続するのも、

才能の一つと言えるかも

しれませんね。

この継続が、変化の始まり!

変われるって、そう生易しい

ことではなさそうです。


渡邊綾香Vに努力の結集を見た

2014-03-30 17:20:26 | ゴルフウイークリー

昨年の森田理香子の活躍に続き、

今年もニューヒロインがどんどん

登場しそうな勢いです。

今日のアクサレディスで優勝した

渡邊綾香もそのひとりです。

まだ20歳の彼女に、ゴルフの面白さを

垣間見せてもらった感じです。

8割がた藤田幸希が優勝すると

思われた最終日、

最後の72ホール目で劇的な

チップインイーグルを奪取!

昨日に続いての連日の

チップインに度胆を抜かれて

しまいました。このチップインで

土壇場の逆転Vです。

それにしても最近の若手は

体も強いですね。特に体幹と

脚力を鍛えぬいている選手が

活躍している模様。

渡邊選手は、今オフに20キロ

走っていたといいますから、

根気と体力の要る厳しい

トレーニングを乗り越えた成果

が実を結んだとしか思えません。

かつて女子プロ界屈指のロングヒッター

と呼ばれた藤田幸希選手と飛距離でも

負けていません。

16番のバンカーからのセカンドを

上からドンとピンすじに落として寄せ、

バーディ。17番もバーディ。

最終18番でチップインイーグルと、

上がり3ホールで

何と4ストロークを伸ばす離れ業を

やってのけたのは、厳しいトレと

アプローチなどのショートゲームの

猛練習の賜物だと気づきました。

神様は、人並み外れた練習を続けた

選手には、若くて経験不足な選手にも

ちゃんとご褒美をくれるんだな、と

感じました。

これだからゴルフは面白く、

辞められなくなるんですね。

でも、長い目で見ると、油断をし、

練習に手を抜けば、またすぐに

落ちるのもゴルフの難しさ、

手強さです。

実力を維持するために、練習や

トレーニングを継続する精神力も

求められます。

いくら才能があっても努力を

怠れば、元の木阿弥。

ダイエットし一時期、体重が

落ちても、またリバウンドして

いくような難しさがあります。

それにしても、渡邊のショットの

安定感は、脚力の強さというベースが 

あるからでしょう。前傾が崩れません。

これは、ベストアマをとった柏原や、

穴井詩、森田、原江梨奈らもそうです。

ますます競争が激化していく女子プロ

ツアー。これからどんな

ヒロインが出てくるのか楽しみです。

 

 


基本をおろそかにすると、綻びが・・・

2014-03-29 17:18:07 | ゴルフウイークリー

ゴルフで一番根気が要るのは、基本動作を

やり続けることだと感じています。

これは、人間力まで必要になってくるほど、

奥の深いエリアだと思います。

私などは、ついつい自分の動きやすい

わがままな動作をしてしまいがちです。

その方が楽だし、自然な動きだからです。

「自然」イコール「わがまま」ということは、

気付かぬうちに多々あり得ることです。

残念ながら・・・・。

例えば、ゴルフのグリップで昔から

連綿と受け継がれてきた基本があります。

オーバーラッピンググリップ(別名≒

創始者の名をとり、バードングリップ)

が、なぜすたれないのか?そこを

よ~く考えてみる必要があります。

これは、野球のバットを振るときの

握り方でゴルフクラブを扱うベースボール

グリップと比べてみると分かりやすいはず。

ベースボールグリップは、右手をただしっかりと

握るだけだからシンプルで簡単!

右手の力を最大に生かして飛ばせる気が

します。これこそ「自然」で「わがまま」な

握り方です。

でも、オーバーラッピンググリップは

違います。指1本1本にこだわる

デリケートな握り方です。

右手の親指と人差し指。

この2本でV字を形成する。

しかも、付け根をしっかりと

締める。その上で、親指は

決してグリップ部(クラブ)を

真上から押さえつけるような

ことはしない。グリップ部の

センターからやや左へ外して

握る。これが基本です。

なぜこんなややこしい握り方を

するのか? これには、ちゃんと

理由があるのです。

私も長年、親指を真上から押さえつけて

振る癖が抜けませんでした。

本能のままに飛ばそうとすると、

右手をわがままに使ってしまうから、

こうなるのです。

でも、親指を左へ外し、人差し指を

コの字型にし、鍵のように

グリップの裏側にかけて指の腹が

密着するようにあてがう。

こんな指使い、日常生活では

あり得ません。

でも、親指を外すわけは、右手首を

柔らかく使い、クラブを上手に

コントロールするためです。

シャフトのしなりも機能どおりに

使いやすくなります。

これは、親指を真上にあてがい、

真上からコックを折るような動作で

クラブを下ろしてみると、クラブが

暴れ、ショットが乱れるかが

分かります。

これこそ、わがままなスウィングなのです。

ですから、基本をおろしかにすると、

伸び悩むのは間違いないと思います。

できるだけ早い段階で、基本を

知り、気持ち悪くてもそれに

従ってスィング作りをすることが

重要だと痛感しています。

分かってても実行しようとしない

なら、基本に対する認識が甘い

と言われても仕方ないと思います。

それくらい基本をおろそかに

できないからです。

上達を阻害する最大の原因

だからです。

 

 

 


片手練習の落とし穴

2014-03-23 08:11:19 | ゴルフウイークリー

右手1本、左手1本の練習は、スウィング向上に

とても効果がありますが、やり方を間違えると、

効果半減どころか、弊害も出る恐れがあります。

それは、握り方、グリップとフェースターンの

関係を知って取り組むメニューだからです。

雑誌のドリルでプロが片手練習をする

写真が掲載されていることがありますが、

そのプロのグリップによってフェースの

ターン量は当然変わってくるという認識で

写真を確認しておかないと誤解してしまいます。

例えば、左手1本の練習。

左手をかぶせたグリップをする人なら、

フェースのターンは少ないはずです。

左手をかぶせた状態でインパクトが

スクェアフェースになるわけですから、

腕をロールし、フェースを返して

いけば、球は左へ行くのが自然!

これを嫌がって、左ひじを引いて

まっすぐ行かせようとしたら、

変な癖を固めることになります。

左ひじも腕もピンと伸びたまま

インパクトからフォローをとる

タイプの片手練習の写真は、

フックグリップの方用です。

フェースも最後まで目標ライン

方向を指すくらい、フェースの

ターンが少ないはず。

こんなポイントを確認しながら

練習するといいと思います。

ウェッジでコントロールする

練習ですから、フォローで

終わりになりますから、この

フェース向きのチェックは大事です。

一方、左手親指をグリップの

真上に乗せたスクェアグリップなら、

逆にフェースターンの量を多く

しないと、まっすぐ球を

運べません。

左ひじをたたみながら、フェースを

返していく動きは必須です。

インパクトは点? インパクトの1点で

フェースをスクェアに戻す動きに

なりますから、難しそうですが、

慣れれば、そうでもありません。

上体が浮いたり左手、左ひじが浮く

ことに注意し、抑える!

フォローでフェースのトウ(先)が

空を指すくらいターンさせることが

必須になります。

いかがでしょうか?

同じ練習でも、こんなに違って

くるわけです。

片手練習にもご用心!!

右手1本練習については、

また別の機会に書きたいと

思います。


6番アイアンでキャリー復活!?

2014-03-16 13:06:36 | ゴルフウイークリー

春の陽気に誘われてゴル練に行きました。

肩の押しと引き。

これを意識しながら、アイアンの

練習をしてみました。

バックスウィングで左肩をあごの

下に押し込みながら左腕を

伸ばす。この当たり前のことを

右肩を後ろに深く引きながら

トライしてみたんです。

すると、いつもよりも左肩が

深めに入り、左腕も高めに

伸びる感覚が出てきました。

おそらく肩の入り方が

深くなってきたのでしょう。

8番、7番、6番と順に打っていくと、

いつもより高い球が出ました。

それも、失速系の吹き上がる球ではなく、

勢いのいい伸びる球です。

6番アイアンで、久々にキャリー160ヤードを

しっかりとキープできる球です。

以前のキャリーが戻ってきた感触が

あります。手ごたえ十分。

スウィングを自分なりに分析すると、

バックスウィングで、肩が以前のように

右も左も深めに入ることによって、

トップで左腕が伸び切り、円弧が

大きくなった感じです。

また、トップからの切り返しで、

伸び切った左腕で引っ張りながら

ダウンスウィングできますから、

ふところが深くなり、ためができ、

右腕も

インパクトからその先にかけて

気持ちよくパ~ンと伸ばすことが

できる。その結果、ヘッドスピードが

上がるのでしょう。

6番で、球の勢いがあり、球は

高く上がりました。

やはり腕の縮まったトップでは

スピードは出せないのでしょう。

肩を深く入れ、腕を伸ばす。

この基本がなおざりになれば、

色々な弊害が出てくるという

ことなのでしょう。

練習不足で球数が足らないと、

肩の回転もついつい甘くなって

しまうものです。

楽をすれば、しっぺ返しを食う。

でも、最初はきつくても、

肩や腕をしっかり動かせれば、

気持ちいい振りぬきとインパクト、

球の勢いが出て、結果にも満足!

当たり前のことをやり通す

ことで、腕を落とさないで

いられることを実感しました。

よく『終わり良ければ、すべて良し』と

いいますが、ゴルフはフィニッシュの

姿ばかりチェックして、スウィングの

良し悪しを判断できないところがあります。

スウィングは中締めが大事。方向転換する

切り返しが大事です。そのためにも、

ゆるみと縮みは禁物ですね。


冬場こそ振り切る練習

2014-01-13 15:38:11 | ゴルフウイークリー

最近になって、例年どおりかなり寒く

なってきました。

ゴルフの練習も、体が思うように

動かず、球も思うように飛ばない、

ラインが出ない、ミートしづらい

シーズンとなりました。

 

さて、こんな悪条件の中。練習で

何を気を付けたらいいのでしょうか?

 

やはり先ずは、肩の入り方を意識して

確認するべきだと思います。

 

普通にスウィングしているようでも、

寒さの厳しい冬場の日中は、

肩の入り方が甘くなりがちです。

意識して深く入れるように

集中していませんと、入りが

浅くなり、インパクトでフェースが

開いて当たる、いわゆる振り遅れ

が起こりやすくなります。

 

例えば、寒さのせいで、肩が

動きにくくなり、夏場に比べて

左肩の入りが、1センチ浅くなれば、

どうなるでしょうか?

1センチ甘くなれば、インパクトでは、

相当フェースは開きます。

 

ダウンスウィング以後、上体が

先に行きすぎ、クラブが戻らまない

ままボールを打つことになるためです。

 

練習場で、私も肩の入りが甘くなる

体験をしたばかりです。集中して

いませんと、ついついルーズになります。

 

トップまで、左肩をぐいっとひと入れ

するくらい粘り強く入れませんと、

正確なショットは望めません。

 

頭で分かったと思っていても、

体はそこまで言うことを

聞いてくれません。

 

この肩の入りをしっかりと

チェックするには、ハーフスウィングが

おすすめです。

ハーフスウィングというと、フルスウィングに

比べて、振り幅が半分だと錯覚して

しまいやすいため、肩の入れ方が

どうしてもルーズになりがちですが、そうではなく、

左肩をしっかり入れませんと、

ボールをきちんとフェースで

とらえることができません。

 

左腕全体で左肩をぐいっと

引っ張るようにして、しっかりと

肩を入れる。

個人差はあるでしょうが、トップで

手の高さは肩ぐらいか、それより

やや高くなると思います。

 

私の場合、8番アイアンのハーフスウィングで

100Yくらい打つ練習をよくするのですが、

トップでは、両手は、肩より少し高い位置。

そこから、ボールをとらえ、両脇を

しっかりを締め、両肩が目標を指すまで、

つまり胸全体が目標方向を向くように

なるまで、両肩を回していくなかで、

ボールをとらえます。

 

この時、腕やリストターンも行いながら

ボールをとらえます。

 

いわゆる”ゆるみ”のないスウィングが

できればOKなのです。

低く出て、ラインが出て100Y付近に

運べます。

 

肩の入りや回転が甘くなれば、

絶対に好結果が出ませんから、

冬場には有効な練習法だと思います。


100Yのフックとスライス打ち分け

2014-01-05 13:21:06 | ゴルフウイークリー

2014年の打ち初めに行ってきました。

今日は、北西の季節風が吹きすさぶ

寒い1日となり、練習には

おあつらえ向きの天候でした。

といいますのも、風が強く、気温は

もちろん低く、ボールが飛ばない

条件が揃っていたからです。

こんな悪条件で、どう対処するかが

テストできると思ったのでした。

試したのは、100Yの打ち分け。

最初はPWでフックとスライスを

打ち分けてみました。

こんな寒い日、球筋でどう結果が

変わるかチェックするための練習です。

私の場合、スライスを打とうとすると、

飛ばないのがわかっているので、ついつい

インパクトで力みが入ります。

そうすると、余計にスピンがかかり、

こんな日は飛びません。ミート率が

下がり、スピンが多くなり、

上がって飛ばなくなるためです。

最悪は、20Yショート!!

片や、フック打ちは、球がある程度

つかまり、低い球になります。

風が強く、気温が低くても、距離感が

出せるのは圧倒的に、低いフックでした。

そういえば、こんな天候の冬の日、

100人くらいのコンペで。70台の

スコアを出し、見事な優勝を

飾った人がいましたが、その人は、

低くて止まるドローの打てる人でした。

れっきとしたアマチュアですが、

こんな球筋を冬場に練習していた

そうです。

やはり、冬は、低いドローがいいので

しょうか?

低いドローは、転がしも使えそうだし、

花道から転がす冬向きの攻め方も

できそう。

もっともっとこのドロー(フック)を

練習しようと思いました。

それにしても、スライスは、今日は

あまり武器にならない感じでした。

本来は、スライスの方が打ちやすく

感じる私なのですが、今日は、

フックに分がありました。

力めば力むほど、ミートできなくなって

手に鈍い感触が残る。あれは、不快です。

ミートできないから、想定外に

ショートする。この負の連鎖は、

冬には避けたいものです。

そういえば、トッププロは、スライスも

フックも上手に打ちますよね。

レベルの高い話ですが、コントロール

された曲がる球から、距離感も

出せます。

だから、いろいろな状況に

対応できる。納得です。

私も、これを見習いたいと

思います。