めだか 情報プラットフォーム、No.177、6(2002)
落語「めだか」を聞いたことがある。高知の地名が沢山でて来る。
この時は漠然と聞き流していた。検索してみると八代目林家正蔵の演題であることが分かり、内容を確かめたくなった。
取り寄せたテープからは、高知、高岡、戸波(へわ)、須崎、そして久礼、上ノ加江(かみのかえ)、葉山、船戸などの地名が聞こえてくる。
「回船問屋の万七は後妻に財産を乗っ取られ、なさぬ仲の幼い男の子を連れて高知から須崎に戻る。途中で高価な帽子を欲しがる。なけなしのお金で買った帽子で無邪気にめだかを掬う。
その子が大きくなり、東京に出て十年が過ぎ、上ノ加江の診療所に医者として戻ってくる。
上品な五十絡みの女性と一緒に峠の茶屋で商売をしている幸せそうな義父と再会する。
戦勝記念の花火を高知に見に行く途中で、めだかを掬った場所を通り掛かる」と云った人情話である。
この親子の通った道を調べ出し、歩いて辿りたいと思っている。
峠の茶屋のあったところは道の駅布施坂の近く、新庄川(葉山村)と四万十川(東津野村)を距てる峠ではないかと思っている。
関連する情報を頂ければ幸いである。
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