極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

バーニャカウダと環境概論

2010年07月01日 | 環境学・環境思想


ブブセラと 大歓声に 向けて放つ 大和魂 世界に届け  




【人の不思議と自然の不思議】



6月18日、米国の空母トルーマンを含む11隻
の軍艦と、イスラエル軍艦1隻からなる艦
隊が、エジプトにあるスエズ運河の地中海
側から紅海側に抜け。これほどの規模の船
団がスエズ運河を抜けるのは何年かに一度
しかないと報じられた。米軍は運河航行中
のテロ攻撃を恐れ、エジプト軍を警備員と
して運河沿いに出動させ運河にかかる橋を
通行止めにしたという。


「なんのために?」

それだけでない。イスラエル空軍は、イラ
ンの裏側(北隣)のアゼルバイジャンに爆
撃機を運び込み、イランの原子力施設など
を空爆する準備をしていると報じられてい
る。またトルコ政府は6月28日、イスラエル
軍機の上空通過を禁止すると発表
したとい
う。



イスラエルが核兵器で諸大国を脅迫する「
最期の手段」としての「サムソン・オプシ
ョン」がイスラエル右派から提唱され、ま
たリーバーマン外相らは、イスラエル国内
のアラブ系市民の国籍を剥奪せよとも主張
している。エルサレムでは、昔から住んで
いるパレスチナ人を追い出してユダヤ人住
宅や博物館を作る計画が進んでいるという。


“Israeli foreign minister wants Palestinians stripped of citizenship and relocated”
Jonathan Cook, Foreign Correspondent
Last Updated: June 25. 2010 11:28PM UAE / June 25. 2010 7:28PM GMT

ここまでくれば、勘が働くというものだ。
「近々、中東大戦争が再燃するかもしれな
い」「そうすれば、歴史は再び動乱期に突
入する」と。ならば田中宇の指摘する「ト
ルコ・ロシア同盟」が出現する可能性も出
てくるか。^^;
Asia Time Online - Daily News

“Russia opens a new pipeline of diplomacy”
By M K Bhadrakumar


Welwitschia-mirabilis-female.jpg Welwitschia mirabilis

1859年9月3日に、オーストリアの探検家フ
リードリヒ・ヴェルヴィッチュ(ウェルウ
ィッチとも、Friedrich Welwitsch1806-1872)
によってアンゴラの砂漠で発見されジョセ
フ・ダルトン・フッカーにより彼の名を取
って属名が設けられた「奇想天外」という
園芸名をもつ植物が存在することをTVで
はじめて知る。

アンゴラの国旗 

アンゴラの位置

短い茎から、生涯2枚だけの葉を伸ばし続け
る。葉は裂けやすく一見何枚もあるように
見えるが葉先はささくれ次第に分解する。
葉の基部に分裂組織があり、どんどん伸び
続け、永続的に成長する葉は陸上植物全体
で見ても例が少なく、褐藻類のコンブ類の
成長とほぼ同じ型で、葉の基部で成長を続
ける型は他に例がないというの植物の樹齢、
寿命は数百年から二千年というから驚きだ。

そうすると、何らかの生息保存条件が海中
にあった昆布の花粉が陸上で出芽成長した
のではと考えると自然な感じがする。否、
遺伝子解析して生存軌跡条件を割り出せれ
ば長樹齢、長寿命の源泉がわかり『徐福伝
説』のパッションである始皇帝の「アンチ
エイジング(不老不死)の旅」は進展でき
るではないだろうか。そんなことを考えて
いると「愚かな人類をみて、この奇想天外
の存在をどのように見るか」という大変深
い哲学の道に迷い込みそうで、急遽思考停
止となった。




【バーニャカウダ再考】



バーニャ・カウダ(ピエモンテ語:Bagna
càuda
)はイタリア・ピエモンテ州を代表す
る冬の野菜料理。ピエモンテ語で「バーニ
ャ」は「ソース」、「カウダ」は「熱い」
の意。テーブルの上でアンチョビ、ニンニ
ク、クルミ油(もしくはオリーブ・オイル)
牛乳(もしくは生クリームやバター)など
を混ぜ合わせたディップを温め、ジャガイ
モ、カブ、セロリ、カリフラワーなどの野
菜を浸して食べることは過去にブログした
(『アンチョビとアバター』)。



そうなんだ、パスタ料理だけではない。和
食にもこのソースは合うと突如合点し早速
ネットサーフすると、ちょっしたブームだ
ね。生野菜だけでなく蒸し野菜につければ
ベジタリアン&ヘルシーライフに早変わり
だ。刺身を添えたり、豚肉・鶏肉蒸しや牛
肉のタタキを添えてもよいし、丼風にアレ
ンジしても納豆、芽昆布、山芋などのねば
ねば食品を加えても良い。これから素麺の
季節だとブログを叩く。

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環境論

【ともかくも環境概論】

 
岸本卓郎

いまさら環境論なんて柄じゃないが、溢れ
る情報を整理整頓したいという衝動に突か
れる。<環境>とは人、生物を取り巻く家庭・
社会・自然などの外的な事の総体で、その
中で人や生物に何らかの影響を与えるもの
だけを指す場合もあり、特に限定しない場
合、人間を中心とする生物に関するおおざ
っぱな環境のことである場合が多い。そし
て、<環境問題>とは人間の生活と係わって、
安息や仕事の条件が劣化、汚染、破壊され
る関係性を扱うことと理解されている。



が、その様々は例えば、精神医学や心理学
では、人に関わる家族、友人、顧客を人的
環境といい、言語学では、語や文のもつ音
声、形態素、意義素などから構成される特
定の条件であり、語形、統辞、意味の形成
や、通時的な音韻変化などを左右するもの
のこと意味するように多様な用法として散
在存する。



例えば、「タラバガニ及びズワイの漁獲量
の激減」という社会環境の問題を考えると
する。国内の漁獲高は最高時の1/3までに
激減。「あるものを主体にとった場合のそ
の取り巻き直接間接に関係を持つものすべ
てを指すもので、主体をどう取るかによっ
てその内容が変化する」とされているから
には、タラバガニやズワイガニを主体とし
て考えれば、人類の食欲の被害者だが、日
本の漁労者を主体に置き換えれば乱獲が環
境問題となる。



図 タラバガニ漁獲高推移


図 ズワイガニ漁獲高推移


これに対し日本漁労者たちは、乱獲防止の
漁獲禁止期間の設定や、定置網や底引き網
なその漁労法への規制とうの漁獲管理を行
っている。ところが、韓国漁労者による不
法密漁が二国間紛争として問題となり、韓
国漁労者を主体に考えれば生活水準の関係
する問題だ。

 
「世界記録を更新!-ズワイガニの
 稚ガニ,生産尾数3万尾を突破-」
 2009/08/03


福井の水産総合センタの小浜栽培センタで
はメガロパ(カニ類稚仔)の飼育で水温は
10℃以下での飼育に成功していることが報
じられた。また、現在の底引き網法では禁
漁期間にもズワイガニの稚魚を捕獲するこ
とも問題にされている。「水産業環境シス
テム論」の論考も急がなければならないが、
むしろ養殖や漁労網やその方法などの具体
的な取り組みに興味がより多く湧いている
のが本音だが、この作業は急いで始末する
必要があるのだ。

コメント
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