極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

スレンダーなジョブズ

2016年02月16日 | デジタル革命渦論

 

 

  

      情熱さえあれば上手くいったも同然だ。    スティーブ・ジョブス 

 

 

                                                                                                

 



【最新都市鉱山工学+地熱バイナリー発電技術】

北九州市立大学吉塚和治教授は、企業と共同で新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募
する「地熱発電技術研究開発」――プロジェクト「還元熱水高度利用化技術」は地熱熱水に
含まれるシリカ成分が、地下では高温・高圧状態にあるため溶解しているが、温度、圧力の
変化により溶解度が変化するとシリカが析出し、配管や還元井に付着することがある。これ
がシリカスケールで、特に還元熱水から熱を回収し熱水温度が低下すると、シリカが析出し
やすい。そのため、シリカその他希少金属(リチウム)を回収する技術―――応募し採択さ
れる。

これにより、地熱発電における大きな問題の一つである還元井や地上設備へのシリカスケー
ル付着による操業リスクを低減し、同時に、還元水の熱回収によるバイナリー発電を用いた
発電量の拡大。バイナリー発電は地下から取り出した熱水を熱源として、水より沸点の低い
液体と熱交換し、蒸発させ、その蒸気でタービンを回す発電方式である。貴金属などは下図
特許のようなイオン交換法などで除去回収する。

 

 特開2014-055331 白金族の分離回収法 

 【概要】

白金族は稀少な元素で生産量に制限があるだけでなく、一次供給源となる鉱山はごく限られ
た国の
特定地域に偏っており、また、現在の供給ルートでは、莫大な採掘コストや環境負荷
がかかっている
非常な高価な金属。このような背景から、自動車廃触媒をはじめとする白金
族を含有している使用済
み製品、すなわち都市鉱山(二次資源)からのパラジウム, 白金,
ロジウムの効率的な分離回収プロ
セスの開発が求められていた。

そこで、上図のごとく白金族混合物を、塩酸溶液に浸出させて浸出液を作製する浸出工程と、
浸出液
とパラジウム吸着剤を接触させてパラジウムを分離回収する第1分離回収工程と、白
金吸着剤と第1
分離回収工程で得られる第1分離回収後浸出液をロジウムが吸着され難い速
い空間速度で接触し、
白金を分離回収する第2分離回収工程と、第2分離回収工程後の第2
分離回収後浸出液とロジウム
吸着剤と接触させてロジウムをバッチ式に分離回収する第3分
離回収工程と、を有し、パラジウム吸
着剤が、多孔質樹脂と、多孔質樹脂に担持された抽出
剤と、を備え、白金吸着剤及びロジウム吸着
剤が、弱塩基性イオン交換樹脂である構成で
湿式法及びイオン交換法を用いた白金族金属回収プロセスであり、環境負荷が小さく、各白金族元
素の分離回収率に優れ、安全で簡素な白金族の分離回収法を提供する。

北九州市立大学がリチウム回収技術の基礎研究を行い、一般企業の地熱技術開発などがコロ
イダルシリカ回収技術の開発、パイロットプラント建設、実証試験、発電事業への波及効果
ならびに事業化検討を行う。また、日揮が実規模プラント概念設計を担当する。研究機関は
平成27年度から17年までの3年間。予算規模は約7億円で、このうち同大学は7千万円(
暫定)となっている。このブログでも掲載してきたが、地熱利用というバイナリー発電応用
範囲が広い(温度差利用-地中・海水・廃熱)が。地熱の場合――マグマだまりの事前評価
審査(リスクシュミレーション)技術+地熱源探査調査技術+既存技術応用の包括的な工学
である。そこに都市鉱山工学(=作業破棄物資源化工学)に加わるから面白い。

 

【低周波パルスで無理なくスリム化】


30年前、次期事業開発を職場で話し合ってあったとき、年下の同僚が低周波パルスで健康
器具を開発販売してはと提案したことがあった。その時、ベクトルが合わなくて、彼から叱
られた記憶があるが、今話題となっている商品が通信販売されているから、改めてその先見
性に感心している。原理は60年代には発想されていたが、『デジタル革命渦論』の進化で
ダウンサイジングしウエアラブル化され千ミリ秒~5ミリ秒間隔で自由にコントロール発生
できることにある。

欧米など世界中で愛用されてきたBMR社(Bio-Medical Research)のスレンダートーンシリー
ズは、身に着けるだけで筋肉を鍛えられる家庭用EMS。「EMS」とは「Electrical Muscle Stim-
ulation
」の略で、低周波シグナルを筋肉に直接与え、収縮・弛緩させることで、自分の意思
とは関係なく自動的に筋肉を動かす技術。もともとプロアスリート用に研究開発された技術
に、家庭用での「使いやすさ」をプラス。スレンダートーンは、無理な努力や我慢をせず、
機能的で引き締まった理想のボディへ導けるとか(実際に使用するかどうか検討中)。

 たい文句を掲載すると、脂肪たっぷりのぽっこりお腹の原因は、筋肉量の減少にあり。加齢や運動
不足によって筋肉量が減少すると、基礎代謝が下がり、摂取したエネルギーが燃焼しにくくなるため、
脂肪がつきやすいカラダに。筋肉を鍛え、筋肉量を増やすことが大切です。特に腹筋は複数の筋肉
でコルセットのようにお腹周りを支えているので、筋肉が増えれば、お腹全体に引き締まり、ぽっこり
お腹解消へつながるという。つまり、筋肉変換できるというのだから、低血圧に悩む女性にはぴった
りかもしれない。コスト計算すると、医療費の逓減に寄与できる革命的な「予防医療手段」になる可
能性を秘め
ている。

スレンダートーンのアブベルトは、お腹の正面にある腹直筋だけでなく、脇腹にある腹斜筋
も鍛えるので、お腹全体を引き締めることが可能。その運動効果は先代モデルを遥かにしの
ぐ腹筋300回※相当へレベルアップ。かつてない驚愕のハイパワーで、あなたの腹筋を強力
に引き締める。
私たちの筋肉は、“ギュッ”と引き締まる(=収縮)と、収縮が解かれ“ホ
ッ”とリラックスする(=弛緩)を繰り返す筋肉運動で鍛えられる。 この筋肉の収縮⇄弛緩
を繰り返す筋肉運動を、自分の意志とは関係なく低周波のシグナルを断続的に与え実現した
のが、EMSテクノロジーです。気になる箇所を“引き締める”だけでなく、加齢による「た
るみ」を筋力で“引き上げ”。スレンダーなボディを作るためには、筋肉が必要だと強調す
る。

この特許取得(参考に下図)の独自設計を採用し!3つのパッドで、正面、右脇腹、左脇腹
の3つの筋肉を一気にアプローチ。超音波装置を使って解析したところ、正面と脇腹の筋肉
で収縮が起きていることを確認できている。筋肉の専門家である豊橋創造大学の後藤教授が
協力い。実際にどの腹筋が運動しているのか徹底検証――正面と脇腹の筋肉:上半身を全く
動かしていないのに、正面の筋肉が「収縮」と「弛緩」を繰り返しながら運動する。
脇腹の
筋肉:
表面の筋肉だけでなく、奥にあり鍛えにくいインナーマッスルまでしっかり運動させ
る。

 

US 7069089B2 調整可能な電極を有する腹部ベルト

ところで、採用されている「C.S.I.テクノロジー」とは「Concentrated Slendertone Innervation
Technology
」 の略で、ベルトで覆っている筋肉だけでなく、周辺の筋肉まで広範囲に引き締
められるスレンダートーン独自の技術。低周波シグナルに強弱をつけ、交互にシグナルを送
ることで、刺激をより広範囲に働かせることに成功。短時間で効率的にトレーニングが可能。
10
種類の「トレーニングプログラム」と150段階の「強度」を自動的に組み合わせてくれる
「スマート トレーニング システム」を標準装備。負荷が少ない初心者用プログラムから始
まり、回数を重ねるにつれ、より運動強度の高い上級者用へと自動的にレベルアップしてい
くため、専門的な知識や経験がなくても、安心かつ効率的にトレーニングができる。

※スレンダートーンは、医療や理学療法の分野で活躍してきたEMS機器のリーディング・カ
ンパニーである BMR社――
BMR社(Bio-Medical Researchはアイルランドにあって、スレン
トーンを製造し、世界各地に販売している会社―――ですが、1966年から50年に渡りブ
ランド
展開してきたもの。医師と理学療法士による研究開発、アイルランドやイギリスの大
学との共同研究など
医学的かつ科学的な視点で開発されており、世界各国のエステティック
サロンや美容施設、リハビリ施設、
スポーツ医療施設などで使用されている。BMR社の高度な専
門知識、多彩な経験によるバックアップも、
スレンダートーンの大きな強み。BMR社は60
年代からEMSElectrical Muscle Stimulator
)〈低周波の電流をあてて
筋肉を刺激する機械〉を
生産し始めている。



 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 百年長征と次世代船舶 | トップ | マイ・ホーム・タウンでピッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

デジタル革命渦論」カテゴリの最新記事