極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ウイズ・コロナ事業創業論④

2020年06月22日 | 時事書評



彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成のこ
と)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクター。愛称「ひこに
ゃん


                                         

13 子 路  し ろ
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「その身を正す能わざれば、人を正すをいかんせん」(13)
「近き者説べば、遠き者来たらん」(16)
「速やかならんと欲すれば、達せず。小利を見れば、大事成らず」(17)
「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」(23)
「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し」(27)
-----------------------------------------------------------------
28 子路が、どういう人物が士でしょうか、とたずねた。
孔子は言った。
「遠慮ない批判ができる一方で、人に柔和に接することができる、これ
ならば士だ。友人に対しては遠慮ない批判を出し、家族には柔和に接す
るならば」

子路問曰、何如斯可謂之士矣、子曰、切切偲偲怡怡如也、可謂士矣、朋
友切切偲偲、兄弟怡怡如也。

Zi Lu asked, "What sort of person is called a good officer?"
Confucius replied, "If he is encouraging and genial, he can be
called a good officer. He encourages his friend and behaves ge-
nially toward his brothers."



滋賀賛歌① モリアオガエルと
雨期に入り、滋賀県高島市の山間部で産卵期のモリアオガエルが活発に
動き出し、水辺の木々に白い泡状の卵塊を産み付けていると言う(恵み
の雨、モリアオガエルが産卵 木々に白い卵塊が多数、京都新聞)。
同市今津町深清水の家族旅行村「ビラデスト今津」に隣接する平池(だ
いらいけ)では、約2ヘクタールの湿地帯を取り巻く木の枝先にソフト
ボール大の卵塊がいくつもできており、雨が降る中、次々とカエルたち
が木の幹から枝先に移動。卵を産むメスの背中に数匹のオスがしがみつ
く独特の産卵行動を見せ、じっと雨粒に打たれていた。卵は10日ほど
でオタマジャクシになり、水中に落ちる。また、朽木麻生の森林公園「
くつきの森」でも繁殖中で、いずれも6月末まで卵塊が見られる。



そうかと思うと、草津市立水生植物公園みずの森(同市下物町)で、百
種類以上のスイレンの色や香りを楽しめる「スイレン展」が開かれても
いる。ピンクや黄色の花が見頃を迎えている。28日まで。敷地内の池
や水槽、温室などでスイレンを栽培。水槽では、ピンク色のコロラド、
ピンクスパークルなどが手のひらほどの大きさの花を開かせ、2波が懸
念されるなかで、施設では今月2日の営業再開後、多い日で1日6百人
近くが入館。昨年比で5割増しの人出でにぎわう。ゆっくりとお花を見
て、コロナ疲れを癒やせると、滋賀の観光は地味ながら深みのある文化
を醸し出している。

たまには こころも雨やどり  八木 季生 台下
From time to time, give your mind and body a good rest.



ハエの脚裏を参考に繰り返し着脱と持続可能な接着構造
国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)らの研究グループは、ハエ
の脚裏にあるヘラ状接着性剛毛の構造を参考に、「接着と分離を繰り返
せる接着構造」を単純・低コストで製作できる新しい製造プロセスの開
発に成功している。作り方もハエの「生きたサナギの中での成長」を観
察して模倣することで実現。シンプルな製造方法で、しかも繰り返し使
用できる接着構造は、持続可能社会における環境調和型の技術としての
普及が期待されている。



【要点】
①従来は「強力な接着」により丈夫な製品がつくられていたが、循環型
社会では「強力な接着」がリサイクル時の分解・分別を妨げる課題があ
り、このため分解や繰り返し使用に配慮した設計が求められ、「接着と
分離を繰り返せる新しい接合構造」の開発が進められてきた。バイオミ
メティクス (生物模倣技術) の分野では、生物の「形」を模倣して高機
能の接着構造が開発されてきたが、複雑な構造を製作するためにMEMS (
半導体製品製造技術) などを用いるため生産コストが高いというリスク
が残件。
②生物が接着構造 (例えば、昆虫の脚裏) を少ないエネルギー消費で、
しかも室温で形成していることに着目し、生物の「形」だけでなく、新
たに生物自身の「作り方」を模倣する独創的な手法を開発。今回、接着
と分離を繰り返せる接着構造として注目したのは「ハエ型」 (脚裏のヘ
ラ状接着性剛毛)。キイロショウジョウバエのサナギの中での形成過程
を、免疫組織化学染色及び細胞骨格性アクチンを蛍光標識することで観
察した結果、ヘラ状の脚裏接着性剛毛は、①剛毛形成細胞の伸長と細胞
骨格性アクチン繊維により「へら状の骨組みを形成」した後、②クチク
ラの分泌により「固化」して形成するという、単純な形成プロセスであ
ることを解明。この形成プロセスをもとに、①ナイロン繊維の引き上げ
(ヘラ構造の形成) と②固化という2ステップのみの単純な製作プロセス
を設計し、ハエ型と同等の接着構造を室温で製作することに成功。作成
した接着構造は、昆虫の脱着機構と同様に、力をかける方向により強い
接着力を示したり、簡単に分離させたりできる脱着効果を確認し。わず
か1本で、52.8 gのシリコンウエハを持ち上げることができた (756本
(9 cm2) で60 kgの人間がぶら下がれる) 。

このように「接着と分離を繰り返せる接着構造」は、産業用ロボットの
アームに取り付けて滑りやすい製品の新しい保持方法にしたり、屋外用
ロボットの脚部として虫のように垂直の壁を登れるようにしたり、新た
な応用環境を拡大できる可能性がある。開発した製造プロセスにより生
産コスト・製造エネルギーの低減が図れ、持続可能社会を実現できる環
境低負荷技術としての普及が期待されているが、カール・マルクスや吉
本隆明の「人工的(人間的)なもとは、自然の模倣」と喝破した言葉を
思い出しながら、日本文化の神髄に触れた気がした。



サントリー ブルー三昧記②
ところで、「冷凍の焼き餃子と颪ニンニクとごま油と酢醤油で朝食」は
今日で5日目となる。ストックしていたセブンイレブンの冷凍焼き餃子
を電子レンジ(6百ワット)×2分袋毎加熱(自動安全弁機能付きポリ
袋詰め)し、冷蔵庫で残ったタレ(お酢を多めにして一味唐辛子を加え
)に絡めて頂くと、なんと言うことだ「美・味・し・い」のだ!これは
やめられない。抵抗力がアップして美味い。1人枚が165円にタレと
電気代だから早くて、安いのだから1石4鳥。パーソナル・ノウハウを
また1つ構築したというわけである(解凍のタイム・アウトはわからな
い)。

  

【ポストエネルギー革命序論 185:アフターコロナ時代】
現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散の時代」


📌光熱費ゼロ住宅 小林住宅
アフターコロナ時代の住宅は、耐震環境配慮型ZEHベースの分散型
再生エネルギー住宅販売事業が世界に定着!

エレクトロニクスと磁気工学の融合:スピントロニクス




磁気トンネル接合素子、未踏の一桁ナノメートル領域で動作
スピントロニクス技術をメモリからロジックへと展開する研究開発が加
速されているという。IoT・AI分野におけるアプリケーションプロセッサ
の演算性能と消費電力のジレンマの同時解決することが期待されている。
東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センタの研究グループは、
新しい4重界面磁気トンネル接合素子(Quad-MTJ)とその製造技術を開発
し、STT-MRAM(スピントルク注入MRAM(STT-MRAM))として必要な高速動
作実証とデータ書き換え信頼性の確認に世界で初めて成功。工業製品化
されている従来の2重界面磁
気トンネル接合素子(Double-MTJ)は困難
であった車載スペックでの10年以上のデータ保持特性を維持しながら、
1)10ナノ秒(ns)の高速書き込み動作
と、2)21%の低消費電力動作と、
3)1011回以上の高書込み耐性の同時達成を世界で初めて実証
。この成果
は、STT-MRAMの市場拡大を阻害している課題であるデータ保持特性vs.書
き込み速度vas.低消費電力動作vs.高書き換え耐性のジレンマを大きく解
決できたことを示す。これにより、STT-MRAMの応用領域をIoTシステム等
のローエンド市場からAIシステム等のハイエンド市場まで拡大すること
が可能となり、IoTやAI分野でのアプリケーションプロセッサ等での活用
によりSociety5.0実現への貢献に期待されている。
【技術開発背景】
現在電子機器で用いられているメモリは①プロセッサの近くで高速・高
頻度に動作するワーキングメモリと、②写真や音楽などの大容量データ
の保存に用いられるストレージメモリに大別されている。ストレージメ
モリは電源を切っても情報を保持する不揮発性を有するのに対して、ワ
ーキングメモリは情報を保持するためには電源を維持し続ける必要があ
り、この揮発性による待機時消費電力が半導体集積回路技術の懸案とな
る。加えて現在のワーキングメモリでは構成素子の微細化の物理限界、
製造限界も深刻な課題となっている。STT-MRAMは現在開発が行
われている不揮発性メモリの中で唯一、動作速度や繰り返し動作耐性に
おいて現行のワーキングメモリと同等の高い性能を達成できる性質を有
していることから、既存の揮発性ワーキングメモリの置き換えにより超
低消費電力集積回路が実現でき、これにより情報処理通信・IoT技術
を大きく発展できるものと期待されている。今後、STT-MRAMの
大容量化と高性能化を進めていくためには、STT-MRAMの主要構
成要素であり情報の記憶を司る磁気トンネル接合素子を持続的に微細化
していかなければならない。ここで課題となるのが、情報の忘れにくさ
(熱安定性)と書き換えやすさ(電流誘起磁化反転)の両立。一般に素
子のサイズが小さくなるにつれて情報を忘れやすくなり、それに打ち勝
つために材料を工夫すると、今度は電流での磁化反転が困難になるとい
うジレンマ
が存在する。このようにSTT-MRAMは実用化が間近の
段階だが、この決め手となったのは2010年に東北大学の同グループ
が開発した「界面磁気異方性」を利用したCoFeB/MgO磁気トン
ネル接合。この材料系は現在世界中のSTT-MRAMの研究開発で用
いられているが、サイズが20ナノメートルよりも小さくなると、この
ジレンマが顕在化することが分かっており、抜本的に新しいアプローチ
が求められていた。


※ 原理は、Wikipedia参照

このような次世代の不揮発性メモリとして期待される「MRAM(磁気抵抗メ
モリ)」の市場規模は、2018年2億8,000万ドル(単体メモリと埋め込みメ
モリの合計)。これが2023年には、72億ドルへと急拡大する。年平均成
長率は104%と極めて大きい。急成長を牽引するのは、3D XPointメモリ
に代表される大容量メモリ(ストレージクラスメモリ)、2020年以降は、
埋め込みメモリ(Embedded Memory)の比率が増加、2023年には16%と予
測されている(MRAMの市場規模、2024年には2018年の40倍へと急伸~「
MRAM開発者デー2019」レポート、PC Watch)。しかし、STT-MRAM技術は
動作時の消費電力が高い、書き込み(磁化反転)に要する時間がかなり長
い、書き換え回数に制限がある、といった問題点を抱えていたが、次世
代MRAM技術である。その代表的なメモリ技術が「スピン軌道トルクMRAM
(SOT-MRAM)」があり、STT-MRAMとSOT-MRAMの記憶素子構造はかなり近い。
いずれも、磁気トンネル接合(MTJ)を記憶素子とする。MTJは固定層(RL)
と自由層(FL)があり、その中間に極薄のトンネル絶縁膜層がある、3層
構造が基本。自由層(FL)の磁化の方向を変えることで、記憶するデータ
(電気抵抗値)を書き換える。 

✔ 超大容量・低消費電力・高性能不揮発性メモリの実現に道筋!

 
出典:内閣府



IGZOと不揮発性メモリを3D集積
ディープラーニングの高効率ハードウェア化
2020年6月14日、東京大学生産技術研究所の小林正治准教授らは、膜厚
が極めて薄い酸化物半導体「IGZO」を用いたトランジスタと、抵抗変化
型不揮発性メモリ(RRAM
)を3次元集積デバイスを開発した。

ディープラーニングの計算では、高速演算能力と同時に低消費電力が要
求され、メモリ自体で演算も行う「インメモリコンピューティング」が
注目されている。ところが通常のメモリ配列だと2次元構造のため、ネ
ットワークのモデルが大規模になると、2次元メモリ配列のサイズが大
きくなってしまう。この結果、配線長が長くなって信号の遅延が生じた
り、消費電力が増加したりするなどの課題があった。同時アクセス可能
なメモリ量が制限されることで、並列計算が制約を受けることもある。
今回、メモリ配列を3次元積層したデバイスの開発に取り組んだ。試作
したデバイスは、各層が①抵抗変化型不揮発性メモリと②IGZOトランジ
スタからなるメモリセルの配列で構成。③IGZOトランジスタは400℃以
下のプロセス温度で形成でき、移動度は10cm2/Vs。④IGZOトランジスタ
は大きな電流を駆動でき、RRAMへの書き込みも適切に行うことができる。

試作したデバイスについて、各層におけるメモリセル特性を比較した。
その結果、不揮発性メモリ特性や信頼性はほぼ同じ数値で、積層プロセ
スによる劣化は見られなかった。これにより、さらなる多層化が可能で、
ネットワークモデル拡張に対応できることを示す。開発した3次元積層
デバイスを用いて、インメモリコンピューティングの機能を実証。具体
的には、RRAMにニューラルネットワークの重みを学習させ、IGZOのゲー
トにつながるワード線に入力データを印加。その組み合わせにより、プ
リチャージをしておいたビット線の電圧が放電され、XNOR演算結果をビ
ット線の出力電圧として得ることができ、定常電流も発生せず、従来に
比べ消費電力を10分の1以下を実現した。


世界初の固体酸化物形燃料電池ドローン
長時間飛行・作業が可能な固体酸化物形燃料電池(SOFC)ドローンを、世
界で初めて実証した。今回、液化石油ガス(LPG)が利用できるSOFCスタッ
クの高出力化と軽量化(出力あたりの重量を従来より60%低減)により、
上空でも発電できるSOFCシステムを開発。ドローンや二次電池へSOFCで
発電した電力を供給することによって飛行・作業時間を長くできる。ま
た、ドローンの電力負荷変動が大きい場合でも、電極内部でLPGを水素
や一酸化炭素に安定的に改質できる内部改質SOFC技術を開発した。汎用
的で持ち運びが容易なLPGで駆動することから、水素インフラ整備前の
地域でも、物流、インフラ点検、災害対応などの分野で貢献することが
期待されている。
6月15日、産業技術総合機構、株式会社 プロドローンなどのグルー
プは、液化石油ガス(LPG)が利用できるSOFCスタックの高出力化と軽量
化(出力あたりの重量を従来より60%低減)により、上空でも発電でき
るSOFCシステムを開発した。ドローンや二次電池へSOFCで発電した電力
を供給することにより飛行・作業時間を長くできる。また、ドローンの
電力負荷変動が大きい場合でも、電極内部でLPGを水素や一酸化炭素に
安定的に改質できる内部改質SOFC技術を開発。汎用的で持ち運びが容易
なLPGで駆動することから、水素インフラ整備前の地域でも、物流、イ
ンフラ点検、災害対応などの分野で貢献できる。

LPG燃料で、さまざまな地域の物流、インフラ点検、災害対応
ドローンの電源として一般的に搭載されているリチウムイオンポリマー
(LiPo)二次電池は、単位重量あたりのエネルギー密度が小さいため、飛
行・作業時間が15~30分程度に留まっている。ドローンの消費電力は重
量に比例するため、多くの二次電池を搭載することはできず、物流での
荷物やインフラ点検での測定機器などの重量物を搭載する作業では、さ
らに飛行・作業時間が短くなってしまう問題がある。また、災害時には
充電用電源の確保が困難な場合もあり、二次電池の使用ができなくなる
ことも想定される。これらの二次電池の問題を解決するために、純水素
で駆動する固体高分子形燃料電池(PEFC)を搭載したドローンの開発も国
内外で進められているが、水素インフラ整備前の地域では燃料調達が難
しいなどの課題がある。

✔ 固体酸化物形燃料電池(SOFC)ジルコニア(ZrO2)やセリア(CeO2)などの
固体酸化物(セラミックス)を電解質に用いた燃料電池。一般的に650~
800 ℃の高温で作動し、各種燃料電池の中で最も高い発電効率が期待さ
れている。電解質内を酸化物イオン(O2-)が伝導するため、原理的には水
素だけでなくプロパン(C3H8)やブタン(C4H10)などの炭化水素も燃料とし
て用いることができる。ところで、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の事業
開発は1997年ごろ、八王子?の首都大学で技術セミナ受講していたこと
を思い出すが、結局は安全のシステム設計の是非に収斂されるとの結論
であったが、世界初のドローン技術と交差させたとは驚きである。


抗菌フィルムでコロナ死滅
18日、韓国企業が「抗菌銅フィルム」の新型コロナウイルス感染症(
新型肺炎)予防能力を臨床試験により世界初で実証。新型コロナの感染
拡大後、エレベーターのボタン、ドアノブなどへの抗菌銅フィルムの付
着が一般化し、関連市場が急成長。 国内最大の非鉄金属製錬企業、LS
ニコ銅製錬の協力会社の抗菌銅素材企業「クリーンCu」は高麗(コリ
ョ)大学医学部ウイルス病研究所の臨床試験を通じて自社の抗菌銅フィ
ルム「Kカッパープラス」が新型コロナの感染力をなくす能力を認めら
れたことを公表。抗菌銅フィルムメーカーは多いが、臨床試験を介して
新型コロナ死滅能力を証明したのはクリーン銅Cu初めて。クリーンCu
は、計3回の臨床試験で対照群(パラフィルム表面)と比較した結果、
抗菌銅フィルムの表面の新型コロナウイルスの77.8%が8時間以内
に感染力を失ったと説明した。24時間以内には最大97.2%まで感
染力を喪失したことが分かった。 米国疾病センターと国立衛生研究所な
どの試験によると、銅の表面で新型コロナウイルスは4時間以内に消滅し、
プラスチックでは2~3日間生存した。しかし、銅そのものではなく、
銅成分が含まれるフィルムに抗新型コロナウイルス効果があるかは証明
事例がなかった。 クリーンCuは抗菌銅フィルムだけでなく、銅成分が
含まれるプラスチックについても米国食品医薬品局(FDA)の基準適
合判定を受けた。同社は銅成分をビニールのまな板などキッチン用品や
冷蔵庫の食品保管容器などの生活用品に拡大適用している。 クリーン
Cuよると、タイではクリーンCuの抗菌銅フィルムを学校や公共の場
に設置するように立法化が推進されている。オーストラリア、ロシアに
輸出もしている。同社は消費者が安心して使える多様な製品を発売する
と述べている。もし、これが事実なら、銅イオンや銀イオンなどの金属
イオンは抗イルス剤として有効なのかもしれない。いずれにしても詳し
い論文がいる。



コロナウイルス感染が全国的に急増につれて、21の州で1日あたり
の平均
新規症例数の増加傾向にある。
washinton post



●今夜の寸評:世界のトランプ型政治との決別
2020年6月17日、Facebookが、トランプ大統領の広告をポリシー違反と
して削除していたことが分かった。問題の広告には、ナチス・ドイツが
強制収容所の囚人を識別するために使用していたマークと酷似した画像
が添付されていた。Facebookが削除したトランプ大統領の広告は、Face
bookの広告ライブラリ
で見ることができる。トランプ大統領は6月17日
のFacebookへの投稿で「危険な極左グループが通りを駆け抜け、騒乱を
引き起こし、私たちの街並みを破壊する暴動を起こしている。ANTIFA
をテロ組織と宣言するという大統領の決断と共に立ちあがってください
」との文言と共に赤い逆三角形のマークを掲載したが、同日削除されし
た。この投稿は、トランプ大統領の支持団体「TRUMP MAKE AMERICA GR
EAT AGAIN COMMITTEE
」がスポンサーであるという。(Facebookがトラ
ンプ大統領が投稿した「赤い逆三角形」をポリシー違反で削除した理由
とは?  GIGAZINE)
そうかと思うと、「ウイグル族を強制収容するよう中国に勧めていた」
ジョン・ボルトン(前大統領補佐官(国家安全保障担当)の回顧録『The
Room Where It Happened(それが起きた部屋)』で暴露。それによると
本には、「ウイグル族の強制収容を、トランプ大統領が中国の習近平国
家主席に勧めていたこと」そして「自身の再選のためにアメリカから農
作物を買うよう中国に求めたこと」と暴露されれており、選挙に勝つた
めには、国益を犠牲にする長期的視野の持ち主ではないとボルトンは批
判しているという(トランプ氏は「大統領職にふさわしくない」、元側
近ボルトン氏 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News)。
わたし(たち)の長期ビジョンは、このブログで書き尽くしたつもりで
ある。世界はいや、人類は最大の試練を迎えているのだろう。





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