徳丸無明のブログ

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丸永製菓 白熊

2023-12-01 23:42:44 | 
今日はホワイト・ベアーです。




白熊っつーのは、イチゴやブルーハワイなどのシロップの代わりに、練乳をかけて果物や小豆やアイスや寒天などの甘味を盛りつけたかき氷(一般的には「白くま」と表記されるようです)のこと。こちらは小豆甘納豆とみかんとパインソースとチェリーソースが入ってます。練乳の甘みと果物の甘酸っぱさのハーモニーを楽しみましょう。
え?季節外れ?まー気にすんな!
パッケージには九州名物とありますが、正確には鹿児島名物です。地元の人は「かごしま」ではなく「かごんま」と発音します。かごんまにお越しの際には、本場の白熊も召し上がってみてはいかがでしょうか。

かなわないな、と思った話をします。「自分はこうはなれない」という話。
ある日、パチンコ屋の前を通ったときのことです。出入り口の前に、ひとりのおっちゃんがいました。
50~60くらいの、くたびれた服を着た、「ザ・おじさん」という風貌の、小柄なおっちゃん。わかりますよね。いかにもという、典型的な見た目のおっちゃんです。
そのおっちゃんは、ワンカップのお酒を手にしていました。日本酒を飲みながら歩いていたのです。時刻は真っ昼間。それだけですごいですよね。
おっちゃんはパチンコ屋の前で立ち止まると、カップ4分の1ほどの残りのお酒をクーッと飲み干しました。そして、そのままパチンコ屋の中に入っていきました。
僕は「すげー」と思いました。酒を聞し召し、パチンコを打つ。なんか、これぞ男ではありませんか。
僕は、「男の3大娯楽」をいっさいやらんのですよ。
20代のころはちょこちょこお酒を飲んでいましたが、酔っても気持ちよくならないし、それほどおいしいとも思わないので、今はまったく飲んでいません。
ギャンブルもそうです。パチンコ・競馬・競輪・競艇・宝くじのいずれも、一度もやったことがありません。面白そうに思えないのですね。
女遊びも同じくゼロ。お金払ってそういう行為をするというのが、なんかイヤなのです。
なんで、酒とギャンブルと女にどっぷり浸かっている人を見ると、圧倒されてしまうのです。
そういうふうになりたいとは思わないけど、けおされてしまう。「この人にはかなわない」と思ってしまうのです。

同じようなことがもうひとつありました。
福岡一、というより九州一の歓楽街・中洲に行ったときのこと。いや、正確には行ったのではなく、通り抜けただけなんですけどね。僕は中洲には用事ありませんから。
そのときも、典型的な見た目のおっちゃんが歩いていました。そのおっちゃんは、缶チューハイを持っていました。やはりお酒の飲み歩きです。時刻はたしか、夕方のちょい前でしたかね。
おっちゃんは、ひとつの店の前で立ち止まりました。どの業態の店か、ちゃんと確認しなかったのですが、たぶんキャバクラか風俗だったはずです。
おっちゃんは残りのチューハイを一気に飲み干すと、入り口にいた客引きのボーイにいざなわれて、お店に入っていきました。
やはり僕は圧倒されました。己の欲望に忠実すぎる男。僕には到底マネできません。まあ、マネしたいとも思いませんけども。
そういや、以前警備員の仕事をしていたことがあるんですけど、一戸建ての建設現場の警備についたとき、作業の合間にノンアルコールビール飲んでる大工さんがいましたね。施主が見たらどう思うか、気にしなかったのでしょうか。
ついでに言いますと、僕はタバコも吸わないし、スポーツ観戦もいっさいしません(格闘技を除く)。テレビゲームはハタチのときに止めました。特定の入れあげている相手、いわゆる「推し」もいない。刺激の少ない、極めて退屈な毎日を過ごしているのです。日常が凪なのです。
なにかひとつでも熱狂的にハマるものがあったら、日常にハリができていいのではないかと思うのですが、そういうのがひとつもない。探しても見つからないのです。
カバンの中にも机の中にもありません。向かいのホーム、路地裏の窓、そんなとこにあるはずもないのに。
それより僕は踊ったほうがいいのでしょうか。そういえば、クラブにも行ったことないんですよね。
何を言ってるんだ、俺は?わけわかんなくなったからもう終わる。
これからも根暗な読書好きとして生きていくのでしょうよ。


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