大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の出来事 11月2日 マイ・フェア・レディのバーナード・ショー

2018-11-02 07:00:00 | A,日々の出来事_






 日々の出来事 11月2日 マイ・フェア・レディのバーナード・ショー





 今日は、ジョージ・バーナード・ショーが亡くなった日です。(1950年11月2日)
ジョージ・バーナード・ショーは、アイルランド出身のイギリスの劇作家です。
現在も世界各地で上演されているミュージカル“マイ・フェア・レディ”の原作である“ピグマリオン”を書いた人です。
 また、ジャンヌ・ダルクを描いた“聖女ジョウン”で、ノーベル文学賞を1925年に受賞しています。
そして、バーナード・ショーは、辛辣な風刺と機知に富んだ批評家としても有名で、色々な お話が残っています。


(1)バーナード・ショーの言葉

  「 私の冗談の言い方は、真実を語ることである。
   真実はこの世で一番面白い冗談である。」
  「 有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかりする。」

(2)記者の質問に対して

「 あなたが一番影響を受けた本は何ですか?」
「 銀行の預金通帳だよ。」

(3)パーティで会ったある女優に対して

「 先生が私と結婚したら、きっと先生のように賢くて私のように美しい
 子供が生まれますね。」
「 悪いが遠慮させてもらうよ。
 君のように頭が悪くて、僕のように醜い子供が生まれるとは考えないの
 かね。」


(4)バーナード・ショーとチャーチル

バーナード・ショーが、チャーチルに招待状を送りました。

招待状
「 チャーチルさん、今度、私の舞台を上演いたします。
 切符を2枚送りますので、お友達といらしてください。
 お友達がいれば、の話ですが・・。」

返事
「 ありがとうございます、ショーさん。
 初日は行けそうに無いので、二日目の切符をお願いします。
 二日目も上演されていれば、良いのですが・・。」


                      ( ̄ー ̄)ニヤリッ!






  バーナード・ショー



















☆今日の壺々話











保安官





 ある西部の町で、シェイクスピア劇が上演されることになった。
荒くれで野蛮な町に高級な芝居がやってくるというので小屋は満員になった。
劇が始まり、騎士姿の役者が瀕死の女を抱いて言った。

「 そなたの体をなんとしよう。」

そのセリフが終わるか終わらないうちに、客席から声があがった。

「 冷たくならないうちに、早いとこ犯っちまえ!」

おかげで高尚な劇は無茶苦茶になった。
 そんなわけで、翌日は保安官が拳銃を持って警戒にあたった。
そのおかげで例のくだりは無事に過ぎ、役者はセリフを続けた。

「 そなたの唇よりも熱く甘い、そなたの胸より柔らかいものがあろうか?」

突然、保安官が舞台に躍り上がり、拳銃を振り回して叫んだ。

「 これに答えたドスケベ野郎には、こいつをお見舞いするからな!」
















“暴れん坊将軍”初心者の皆様へ




 吉宗は悪人相手でも基本的に峰打ちです。
これは、将軍である吉宗が相手を斬り殺すと、相手にとっては名誉なことになってしまうからです。(ごくまれですが、理由があって吉宗が相手を斬り殺すこともあります。)
「吉宗にやられたヤツは峰打ちで済んで、お庭番に斬り殺されたヤツには不公平だよな。」
と思われるかもしれませんが、仮にも将軍相手に斬りかかったのですから、後で斬首か切腹は間違いありませんので、そういう意味ではお庭番に即斬り殺された方がラッキーなのかもしれません。



質問

・上様の名を語る不届き者めっ!
・上様も、死んでしまえばただの人。

こーゆー悪人の決め台詞って、5種類くらいしかない?



えっと、

A 「上様がこのような所に来られるはずがない。」
B 「上様の名を騙る不届き者だ。」
C 「上様でも構わぬ。」
D 「上様、お手向かい致しますぞ。」
E 「上様、お命頂戴致します。」
F 「ここで死ねばただの徳田新之助。」
G 「悪党らしく死に花を咲かせてくれるわ。」
H 「飛んで火に入る夏の虫。」
I 「我ら幕臣あっての上様ではないか。」
J 「八代将軍もこれで終わりぞ。」
K 「もはやこれまで。」
L 「笑止千万。」
M 「吉宗の首を我が殿、宗春公に差し出せ。」
N 「上様の顔を忘れた。」
O 「もはや上様の命に従う必要はない。」
P 「腹を切るのは拙者ではなく、上様である。」
Q 「どうせ上様には死んで頂くつもりでした、覚悟なされ。」
R 「御役御免で一度は死んだ身。」
S 「そこまでばれているのなら、毒を食うは皿まで。」
T 「何をほざくか吉宗、良い所に現れたものよ。」


誰だよ、調べたヤツ。














舞台衣装



 俺には妹がいるんだが、これが何と10も年が離れてる。
しかも俺が13、妹が3歳の時に母親が死んじまったんで、俺が母親代わり(父親は生きてるからさw)みたいなもんだった。
 父親は仕事で忙しかったから、妹の世話はほぼ俺の担当。
飯食わせたり風呂入れたり、つたないながらも自分なりに一生懸命やってたと思う。

 妹が5歳の時のこと。
保育園に妹を迎えに行ったら、なぜか大泣きしてやがる。
その日、お遊戯会の役を決めたんだが、妹はやりたかった役になれなかったらしい。
まあそれは仕方ねーだろ、あきらめろと最初は諭してたんだが、よく話を聞いてみると、どうもおかしい。
 劇にはいろんな動物や妖精や探検家?が登場するらしく、女の子の一番人気は妖精。妹も当然妖精がやりたかったようだ。
希望者多数だったので、決定は恨みっこなしのジャンケンにゆだねられるも、妹は見事勝ち抜いて妖精5人のうちの一人に選ばれた。
ところが、先生が「○○ちゃん(妹)は動物の方がいいんじゃない」と妹を妖精役から外したという。
 そんな馬鹿なと思いながら、俺はすぐに保育園に電話して確かめた。
そこで分かったのは、劇の衣装は保護者が作らなければいけないこと。
そして、妖精のひらひらの衣装はとても難しく、俺の家では無理だと判断され、お面などを作れば済む動物役に妹が割り振られたことだった。
 先生も悪気があった訳じゃないんだろうが、俺は妹に母親がいない引け目をなるべく感じさせたくなくてそれまで頑張ってきただけに、かなりショックで、妹にも申し訳なかった。
それで、裁縫なんて家庭科実習とボタン付けくらいしか経験がなかったくせに、

「 絶対にちゃんと作るから妹を妖精役にしてやってくれ。」

って頼み込んだ。
結局、先生が根負けして妖精は6人になった。

 それから、俺は放課後になると学校の家庭科室に通い詰めた。
家にミシンなんてなかったし、保育園からもらってきた材料と型紙だけじゃ全然意味不明だったから、家庭科の教師に教わりに行ったんだ。
 受験生だったし、教師も同情して「作ってあげる」って言ってくれたけど、俺は意地でも自分の手で縫い上げてやりたかった。
ほかの子と同じように、家族が愛情込めて作った衣装で舞台に立たせてやりたかったんだ。
 2週間ほとんど掛かりっきりになって、ようやく衣装は完成した。
スパンコールをたくさん縫いつけた、ふんわり広がるスカートに、レースを使った羽根、花の形の襟元。
縫い目なんかはよく見るとガタガタだったんだけど、普通に着てる分には、他の子と全然変わらなかったと思う。
 初めて妹に見せた時の歓声は今でも忘れられない。
着せてやった時の最高の笑顔も、本番の舞台でのまじめくさった顔も、その夜、衣装を着たまま寝ちゃった寝顔もずっと覚えてる。



 実は妹が近々嫁に行くことになって、こないだ披露宴で流すビデオに使うとかで、小さい頃俺が撮ってやったビデオごっそり持ってったんだけど、あのお遊戯会の映像流れたらやばい。
確実に泣く。
妹は多分衣装のこと覚えてないし、映像は俺が号泣してたせいでぶれまくりだから大丈夫とは思うが…。


















母のメール




一緒に演劇観に行こう?と誘った時の返事。

件名:ありがとう
本文:生きますが行けません。

件名:あ
本文:間違えました。生きたいけど行けません。

件名:ああ
本文:もう分ったでしょうが、母は強く生きていくことにします。

目を離しているうちに、3件も入ってた。



















武者鎧





 武者鎧が好きで金貯めて買った。
付属品含めて20万也。
 んで届いた日の夜に、すぐ装備。
カッコヨス。
装着具合を確かめるために散歩してたら、悪ガキ連中がタムロしてるのに出くわした。
周りは元は城の鬱蒼とした森で、外灯の下にぽつんと鎧武者一人。
 悪ガキ連中逃げ出した。
ダッシュダッシュ猛ダッシュ。
一人など腰砕けて匍匐前進。
雰囲気を出しつつ、ゆっくりと腰砕けに近付くと小便漏らして気絶した。
 その後、あの森には落ち武者が出ると噂になったのは言うまでもない。
今は反省してる。


















演劇部





 高校時代に演劇部に入ってて、舞台の仕込みとかするのに舞台裏に入る機会が多々あった。
で、その日は照明を操作する調光室っていう部屋に友人と入った。
 本当は二人(自分と友人)は役者だったんだけど、うちの学校は裏方(スタッフの事ね)専門の部員がかなり少なくて、照明担当がライトのつり下げの方で呼ばれちゃったから、自分たちが代わりに照明設定をしにいった。
その調光室ってのは普通、客席の後方、上部に部屋を構えてる。
だから、そこに行くまでは結構暗くて細い通路なんかを通る。
 調光室の手前には何かの部屋がひとつあって、そこを通らないといけなかった。
当然そこも明かりなんかついてなくて、奥にある調光室から漏れる光を頼りに慎重に歩いて行った。
段差とかコードとかがあって、躓いちゃうから。
 それでやっと調光室についたんだけど、友人がちらちらさっきの部屋の方を覗いてる。
何してんのかな、と思ったけど、気にせず作業をしてた。
 作業を終えて舞台まで帰ると、どうにも友人の様子がおかしい。そわそわしてちょっと青ざめている。
「便所か?」って聞いたら、「違う。俺、さっき幽霊見たかも。」とか言いだす。
 アホかコイツ、って思って話を聞いたら、どうやら先程の調光室の手前の部屋にいたらしい。
壁と機材の間に、白い服着た女がうずくまっていたって。(体育座りだったかも。)
初めは「こんなとこで休憩してんの?」と思ってたらしいんだけど、帰るときに見たら、跡形もなく消えていたらしい。
 それが人であったなら、自分たちが作業してる間にどこかに行っただけ。
人でなかったとしても、白い布で覆われていた機材が誰かに運び出されたかもしれない。
普通に考えれば、いくらでも説明がつく。
 でも、友人は「ちらちら様子を窺ってたんだけど、ドアが開閉したことはなかったし、人の出入りもなかった。
絶対に幽霊だ。」って。
今まで霊感があるとか言ってなかったし、この会場もそういう「いわく」は無かったから、勘違いですませて、今度は役者のリハーサルに移った。
 そいつはリハーサル中に舞台から転落して病院に運ばれた。
腕の骨折で済んだけど、当然本番は出場できず。
コンクールじゃなかったことが不幸中の幸い。
それ以来、その会場で何かがあったなんていう話も聞かないし、友人も普通に生活してる。
あれが幽霊の仕業かどうかは知らないが、当時はかなりゾーッとした。
















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11月1日(木)のつぶやき

2018-11-02 02:55:37 | _HOMEページ_



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