スカビオサ・オクロレウカ スカビオーサ・オクロレウカ
学 名 Scabiosa ochroleuca L.
分 類 マツムシソウ科マツムシソウ属
原 産 ヨーロッパ(東南部)、西アジア
タイプ 二年草、または多年草
栽 培 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培する。涼しい気候を好み、高温多湿を嫌う。ロックガーデンなどに適する
マツムシソウは、高原のお花畑を彩るさわやかな花で、昆虫のマツムシが鳴くころに咲くのでこの名がつけられています。ユニークな花形とソフトな色合いが魅力で、風に揺れて群れ咲く様子には、自然な風情が感じられます。古くから俳句にも詠まれ、秋の季語ともなっています。小花が集まって大きな頭状花を形づくり、外側の花弁が大きく広がるのが特徴です。
この仲間、スカビオサ属には80種以上があります。花壇や切り花に多く利用されているのは、花が盛り上がるように咲くS・アトロプルプレア(Scabiosa atropurpurea=セイヨウマツムシソウ)と、大輪で花弁の広い優雅な花をつけるS・コーカシカ(S.caucasica=コーカサスマツムシソウ)です。アトロプルプレアは園芸品種が多く、花色も豊富です。鉢物では、S・コンバリアなどをもとにいくつもの品種が育成されています。ほとんどがブルー系の花色で、草丈は10~30cmくらい。四季咲き性が強く、次々と長い間咲き続けます。
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