埼玉県で育成された中国原産のカメリアの枝垂れ性園芸品種。全く新しい魅力を持つ改良品種です。耐寒性が強く、葉が小さいためチャドクガがつきにくいのが特徴です。9月から花芽がたくさんつきはじめますが、開花は3月頃から直径1cmほどの淡い桃色の花を鈴なりにつけた姿は見事です。常緑で、新芽は赤みを帯びていて華やかな雰囲気です。切枝素材にも向いています。
タイプ:ツバキ科ツバキ属の耐寒性常緑低木
学名:Camellia'Elina Cascade'
樹高:2~3m
開花期:3月~
植え付け適期:9~10月、2~4月
栽培適地:東北地方南部以南(寒風には弱いので寒い地方は北風が当たらず、日当たりが良い場所か鉢植えで冬季は屋内に取り込んでください)
日照:日向または半日陰(開花するようになると日向のほうが適しています)
栽培方法:
日当たり、水はけの良い場所を好みます。酸性土を好むので、植え付けの際に植え穴にピートモス、腐葉土などを混ぜ込んでください。
2~3月に寒肥として、油粕や骨粉を根元に施します。
剪定は花後すぐに行います。葉芽の先に花がつくので、葉芽を残すように間引き剪定をします。夏に花芽が分化するので、夏以降は枝を切らないようにしてください。
ツバキには4月と7月頃にチャドクガが発生しやすいので、殺虫剤で駆除してください。
スモールガーデンの本
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:1998-02
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