ガリレオ温度計の原理
一般的な科学の原理として、「液体の密度(比重)は温度によって変化する」という原理にあてはめてみます。密度(比重)は、質量/体積で表されます。
1.熱気球の場合
気球内の空気が温められと、空気が膨張して体積が増加する。従って、質量/体積であらわされる密度は減少するので、気球は軽くなり上昇します。
2.ガリレオ温度計の場合
①液体(流体)
・温度が上がると液体は膨張(体積増加)
→ 重さは変わらず体積が増えたので、密度は小さくなる。
・温度が下がると液体は収縮(体積減少)
→ 重さは変わらず体積が減少したので、密度は大きくなる。
②浮き球
・温度が上がっても浮き球の体積変化なし
→ 液体の密度が小さくなる。
・温度が下がっても浮き球の体積変化なし
→ 液体の密度が大きくなる。
従って、温度が上がると浮き球の周りの液体(流体)が膨張して体積が増加して、密度が小さくなると、浮き球が排除した液体の体積が変わっていないのに、その密度が減少することになるので、相対的に浮き球は重くなり沈むことになります。結局、温度変化により液体の密度が変化することによって、浮き球はその相対効果により浮いたり沈んだりする訳です。
「実に面白い!」
本日のビンゴ数字は
44,51,71です!
まだビンゴの方出ませんが・・・
リーチの方います?