ユーカリ (グニー)
オーストラリア原産のフトモモ科
別名 :ガムツリー
ギンマルバユーカリ
葉が丸くシルバーがかった葉が美しいユーカリです。
オーストラリア原産の耐寒性の最も強いユーカリ (-15℃)で、クリーム色の小花が夏から秋にかけて咲き、香りが良くドライフラワーにも良いそうです。
レモンユーカリのように芳香のある葉を入浴剤やポプリなどのハーブ的な利用をするものと、ギンマルバユーカリのような銀白色の美しい葉を鑑賞するものの2タイプが主に普及しています。
精油分には、のどの炎症を鎮めるなどの薬効があるため、のど飴やハーブキャンディなどによく配合されています。
ユーカリの葉は、花粉症や鼻づまりなどに効き目があることでも注目されています。
主成分のシオネールがくしゃみ、鼻水のどや気管支炎症を抑えるのに有効と注目されています
花粉症の季節にマスクの中に入れるとギンマルバユーカリでもその香りが鼻づまりにはすーっとしていいみたいですよ。
また防虫性もあるそうで、 蚊が集まるのを防ぐために湿地帯に植えられたりもするそうです。
ユーカリはコアラの木として有名ですが、すべてがコアラの食用になるわけではなくその中でも(約600種類の仲間が存在しているそうです)一部の数十種類がコアラの食料となるそうです。
ちなみにおなじみのレモンユーカリもギンマルバユーカリもコアラの食用となる品種ではないそうです。
ユーカリの育て方
■場所
日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも十分育ちます。
酸性の土を嫌います
■水やり
一年を通してお水が好きです 特に鉢植えの場合。
■肥料
特に必要ありません。
■手入れ
生育が早いため、摘心を早めに行います。
高さを低くおさえたい場合は春~秋の生育期に摘心を行います。
■病害虫
うどん粉病が発生するようですが、我家のユーカリは消毒をしなくてもまだ発生していません。
■増やし方
さし木、タネまきでふやすことができます。
さし木に使う枝は樹形がしっかりと整い充分大きくなった株から採ります。
適期は6~7月で、その年に伸びた新しい枝先を10cmほどの長さに切り取り、下の方の葉を取り除きます。1日ほど切り口を水に浸して置き、湿らせたさし木の土にぐらつかないようにしっかりと挿します。
ユーカリの挿し木はなかなか根付きにくいようです。
タネから育てる場合、4月~5月が適期です。発芽適温が20℃前後です。
ユーカリの精油は、ペパーミントよりも強い刺激のある、しみとおるような香りがするそうです。
ユーカリはこんな効果があるそうです。
頭脳を明晰にして、感情を鎮めてくれます。
精神を集中させたい時に役立ちます。
風邪や花粉症などによる鼻づまりを解消し、気管の炎症を鎮めます。
風邪や水ぼうそう、マラリア、ジフテリアなどの伝染病に有効です。
冷却作用があるので熱を下げる時に役立ちます。
リウマチ痛や筋肉痛を和らげます。
虫よけ効果があり、虫さされや動物の咬み傷の解毒作用があります。
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