エルサレム セージ Jerusalem sage は、セージの名前が付いていますがセージの仲間ではありません。よく知られているセージはシソ科サルビア属で、本種とは属が違います。草姿がセージに似ていることや、代用として利用されたので、この名前が付いたといわれます。花は乾燥させても、鮮やかな色を保つので、ドライフラワーやポプリなどクラフトに好んで利用されます。
分類:シソ科フロミス属 / 原産地:地中海沿岸
学名:Phlomis fruticosa
別名:フロミス・フルティコサ、キバナキセワタ
常緑小低木・半耐寒性(~-5℃) / 草丈:100~150cm
開花期:5~9月 / 栽培方法:地植え、鉢植え(プランター)
特徴
花の開花期は初夏から夏季で、茎の上部に10~20輪の黄色筒状花が輪生状に咲きます。
主に観賞用として、ヨーロッパで古くから栽培されてきました。葉は楕円形で、表面に細かなシワが入り、縁や裏側は星状毛と呼ばれる白い毛が生えて銀白色に見え、こすると仄かな芳香がします。
花後にできる実は分果で2つのブロックになっています。年数が経つと株元が木質化してきて、徐々に小低木を実感させます。3月頃の寒さを越して、新芽が出てきます
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