砂漠の旅人
砂漠の様な乾燥地を風に吹かれてオアシスを求め旅人の様に移動を続けます。水のあるオアシスにたどり着くと息を吹き返した様に緑の葉を広げます。そしてやがて水が無くなるとまた元の様に眠りにつき再び旅を続けます。
別名 テマリカタヒバ(Selaginella lepidophylla セラギネラ・レピドフィラ、シダ植物イワヒバ科)は、ニューメキシコ、テキサス、メキシコから中米の高地に自生する植物です。メキシコでは高地1,000m~1,600mの峡谷等に自生しています。
この植物は、場合によっては、Selaginella pilifera セラギネラ・フィリフェラと呼ばれることもありますが、これが誤用であるのか、別名であるのかはっきりしません。
カラカラの乾季が訪れると、乾燥し茶色く枯れたようになり丸くなりますが、雨季には、葉を広げ劇的に緑色になります。その生態から、死んでも甦る植物とされ「復活草」とも呼ばれ「縁起」いいといわれてます。(実際は、カラカラに乾燥していても、本当に死んでいるのではない。)
完全に丸くなった状態で、50年も100年も生きられるというように言われますが、「本当に確かめたんかい!」と聞きたくなります