寒肥は寒い時期に与える肥料なので、
だいたい11月下旬~翌2月頃に与えます。
ただし、寒い時期の植物は
休眠期に入っていることが多く、
すぐに植物に吸収される訳ではありません。
寒い時期に与えた寒肥は、
春になるまでにゆっくりと吸収しやすい栄養素に変わり、
ちょうど植物が起きだす頃に吸収されていきます。
「元肥」と「追肥」という施肥方法がありますが、
寒肥は元肥にあたるので、
植物にとってウエイトの大きい重要な肥料と言えます。
寒肥をするかしないかで、
春以降の植物の生長に大きな差が出てくるので、
しっかりと寒肥をしてあげることはとっても重要です。
なお、寒肥として与える肥料の種類や量は
植物によって異なるので注意しましょう。
■寒肥には有機質肥料が良い
寒肥は元肥と書きましたが、
多めの肥料を一度に与えることになるので、
肥料焼けを起こしにくい肥料、つまり
有機質の肥料が適していることになります。
今年は早く雪が降りそうなのでお早めに作業してください。
有機質の肥料は植物にはすぐには吸収されにくく、
ゆっくりと吸収されていくので、
多くの肥料を一度に与えても肥料やけをしにくいと言えます。
また、ゆっくりと吸収されていく緩効性なので、
肥料の効果が長続きするのもメリットです。
有機質肥料の代表格としてはいろいろありますが
オクダ一押しは当店のバーク堆肥をやってみてください!