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一つの皿の料理だけを食べて、その皿を空けてしまうのは食事の作法に反すると教えられていました。ところが最近は、一つの皿の料理ばっかし食べて、その皿が空になってから次の皿に移るという変な食べ方をする子供が多いようです。『三角食べ』に反するこのような食べ方を、『ばっかし食べ』というそうです。『ばっかし食べ』をして、途中でおなかがいっぱいになって手をつけない皿があると栄養が偏る心配がありますが、最終的に全部の料理を食べるのなら『ばっかし食べ』でも構わないだろうと、栄養学の先生がテレビで言っていました。一皿ずつ運ばれてくる高級レストランや料亭の料理は、必然的に『ばっかし食べ』になります。『ばっかし食べ』に眉をひそめるのは高価なフルコースや懐石料理を食べる機会がなく、せいぜい『三角食べ』が可能な幕の内弁当の類いしか口にできない者のひがみでしょうか。
我が家の長男、子供のころは肉だけ先に食べ、野菜はあと、次男は逆、見てないと残りの皿を取り替える・・・つまり長男、肉だけ、次男、野菜だけ・・・好き嫌いもなんと極端な1点食いでした。
そういう見方をすると、高級な食べ方なのか・・・。
我が家に同居している孫(高2男)の食べ方を見て、最初は驚きました。嫌いなおかずなので手をつけないのかと思っていると、最後にそれだけ一気に食べてしまいます。
この子だけの癖かと思っていたら、そのような食べ方をする子供が多いと知って、また驚きです。
私は『幕の内弁当』でいいです(笑)。