昨日は遊行寺の境内で「第４回 藤沢宿・遊行の盆」が行われ、境内に作られた舞台では踊り念仏も披露されました。遊行寺は一遍上人を開祖とする時宗の総本山で、その一遍上人と信者によって各地に広められたのが踊り念仏です。踊り念仏とは、太鼓・鉦（かね）などを打ち鳴らして踊りながら念仏を唱える、宗教的要素が強い行事です。時代が下がるにつれて、踊り手と歌い手が分かれた娯楽的要素が強い念仏踊りに変ってゆきました。そしてこれらが、現代の盆踊りのルーツだとも言われています。境内ではこの後、市民大盆踊り大会が行われました。
