春の高山祭りの初日の午後、からくり奉納を見に行ったが大変な人で、からくりの舞台は遥か彼方。このことは想定の範囲内だったので、古くて重い一眼レフにこれまた重い70-210ミリの望遠ズームを付けていたのだが、よい撮影場所を確保できない上に絶えず前後左右から押されて、カメラだけでなく自分の身体すらも安定できない。これは想定外。二日目の午前は前日ほどの人ではなかったが、からくりのアップを撮るのは諦めて、ワイド側にセットしたコンパクト・デジカメを片手で高く持ち上げて、大勢の頭の向うにからくりが小さく写る写真で我慢することにした。