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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1072 身体との会話38

2010-08-05 | AMCT治療
診断はさておき、機能的疾患は代償的な障害がであるといっていい。特にスポーツ障害は全体的なバランスが取れていないと障害が発生する。また、全体バランスは身体だけに限ったことではない。

「心技体」というようにメンタルのバランスが影響する。メンタル面に関しては他に譲る。より有機的な治療へのアプローチへご案内することはできる。スポーツ障害の発生は代償的なものといったが、急性外傷ははずして考えてほしい。急性外傷も代償的に起きうることがある。とりあえずここでは慢性的なオーバーユースと解釈してほしい。

代償的な障害を治療する上での、大切なのは一次的な機能原因である。人間の体は運動系だけでないので生化学、精神的なことが加味しているがここでは運動系だけに絞る。運動系の一次的な問題点には障害はでないことが多い。

二次的に他の部位へしわ寄せが来る。そのための障害、痛みである。そう考えたほうが臨床上いい結果がでる。さて、一次的な原因を見つけるのが一苦労だが、神経生理学的な方法で検査をすすめていくと意外と見つかるものである。

生命の原理原則は神経エネルギーである。その神経の生理学的な反応を応用すれば問題箇所が明確になる。神経生理学の中でも神経反射を応用する。この神経反射はすぐに反応し、結果もすぐにでる。

AMの根源である下肢長反応もそのひとつである。下肢長検査も応用すればそれなりの検査ができる。下肢長検査を臨床的に柔軟に応用してみるのも手である。神経生理学的には、末梢と中枢のやり取りである。

末梢の受容器からの情報を中枢に送って、中枢から末梢の効果器に命令を伝達する。この一連の神経エネルギーの流れを応用することと、このエネルギー伝達の乱れを的確に見つけることである。

運動系の機能障害は関節に影響する。関節そのものを動かない。関節を動かすのは筋肉である。筋肉の機能支配は神経である。人間の身体をみる上でこのことを忘れてはならない。にもかかわらず、多くの先生方はこの神経メカニズムを忘れて、痛みの部位、患部に目を奪われてしまう。AM臨床家のターゲットは神経である。

拳骨


まだ、座席に若干の空きがあります。お早めに申し込みください。

★ 第4回 AM臨床研究会開催のお知らせ ★

日時 8月22日

開場 日赤 小会議室

募集人数 先着15名

参加資格 AM国際、国内認定者のみ(ベイシック、アドバンスどちらでも可能)

テーマ

「AMを応用したスポーツ障害に対するアプローチ」

(神経筋反射を応用したAMの効果的な使い方) 

機械論的治療から有機論的な治療へ

申し込みの受付が始まりました。少人数制です、申し込みは、お早めにお願いします。

こちらから申し込みができあmす。IDとパスが必要です。

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