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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

NO 1080 身体との会話46

2010-10-09 | AMCT治療
カヤック競技の座位での運動動作は歩行運動と全く変わらない。この歩行はランイングと同じで上肢と下肢が連動している。当たり前である大方は意識してそのメカニズムを考えたことはないだろう。歩行は無意識(不随意運動)である固めである。

この無意識の不随意運動が滞ることがある。「供縮」である。供縮によって方向の反射メカニズムがくるていると上肢、下肢、左右の反射が機能せず上肢、下肢の回転運動が機能しなくなる。さらに、水上競技は摩擦抵抗が少ないのでアンバランスな反射運動にによる無駄な動きが大きく影響する。

艇の縦の動きピッチ、横の回転の動きのロールが大きくなり艇の推進力が低下する。選手の身体能力は別にしても、選手の神経機能異常はパフォーマンスに大きく低下させることがわかる。

カヌー競技のもうひとつは「カナディアン」がある。これは艇の上で選手が肩膝をついて艇の片側だけ漕いで推進させ、同時にパドルだけで進路を決定し速さを競う競技である。実に面白い競技である。見ている方が力が入る。

この競技も、艇の上の選手の身体バランスが影響する。この競技で興味を持った身体部位は股関節である。股関節の機能はあらゆる競技でも共通して大切な関節である。股関節の動きひとつでパフォーマンスを大きく変えることができる。

拳骨


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