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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1073 身体との会話39

2010-08-06 | AMCT治療
神経生理機能には、受容器→中枢→効果器という情報の伝達、命令で成り立っている。この一連の流れの中で、身体の不調やエネルギーブロックをおこしている部位を確認できる。これらを応用して障害の本質的な原因を探り出す。

まず、運動系をみる上で欠かせないのが筋肉系である。筋肉系はいわずと知れた神経支配である。特に反射系を表現する代表みたいなものである。この神経生理を応用して、膝の痛み、例えば「オスグッド症」をみてみる。

オスグッドの機械的なメカニズムは、腱と軟骨の綱引きである。負けた方が痛みがでる。軟骨が撒ければオスグッド、腱が負ければ膝蓋靭帯の炎症すなわちジャンパーズニーとか言われる症状がでる。

また、成長段階の過程でおきるために「成長痛」などともいう。一版的には過剰な運動。筋力がない。身体の柔軟性がない・・いずれも根拠のないことであり、結果である。このオスグッドを神経学的面からみると、末梢系からみて(中枢系ももちろん関与している。中枢系は今回の研究会の講義に含まれているのでそちらで説明する。)主動筋と拮抗筋の関係からみると面白い。

筋紡錘や腱紡錘を刺激することによって面白い反応を引き出すことができる。筋、腱紡錘を主動筋側、拮抗筋側に刺激をすると主動筋と拮抗筋の筋出力に変化がでる。これを応用して膝関節の運動時の痛み、例えばオスグッドの痛みが、屈伸時に痛いのか、伸展時に痛いのかを大腿四頭筋かハムストリングス側に筋肉機能の異常があるかを見つける。

治療との対象になるは、当然異常側にあり四頭筋側かハムにあるかがわかる。患側との比較だけではなく対側の下肢の機能不全が患側の膝に代償的に問題を起こしていることがあるので、対側の主動筋と拮抗筋、あるいは患側の主動筋と対側の主動筋との関係もみていく。

このように、神経生理学的に筋、腱紡錘の機能を利用して、代償的な問題箇所のオスグッドの痛みに目を奪われず、代償的機能障害を起こしている問題箇所(原因)を見つけ出し治療していく。実に面白い。この検査法を「二点検査法」という。


拳骨

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