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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 958  神経機能(思考)改善でパフォーマンス12

2009-04-15 | PCRT(心身条件反射治療)
神経関節機能障害を検査する方法として、身体運動のメカニズムを応用し、神経機能(反射システム)の乱れや、共縮現象が生じていないかを見つける。

例として、歩行メカニズムなど典型的に乱れが生じる現象である。歩行メカニズムは四肢の対側運動である。四肢の対側運動の筋肉の収縮形態、すなわち主動筋と拮抗筋の機能が正常であるか検査する。

検査方法は、右手でも左手でもどちらか一方を前方に出す。歩行するときの腕の振り方である。下肢は腕と対側の大腿が前にでる。これが正常な歩行時の上肢と下肢の動き方である。

このときに筋力検査をする。この筋力検査で何をみるかが大切である。AKなど勉強した先生は「筋力」をみてしまうが、ここは「筋力」ではなく「神経反応」をみる。通常は便宜上、筋力検査というがみているのは神経の反応をみるのがコツである。

筋力をみるとなると「力関係」が生じなれないと患者と術者との「力比べ」二なり、正しい評価ができあんる。初心者が一番陥りやすいところである。多くの方はここでつまずく。

AKなども教える先生によってはこのあたりの検査法にいろいろな見解の相違があり、力を入れなければだめだ、少ない力でいい、などとさまざまである。あくまでもここの筋力検査で何をみるか、評価するところを明確にして基準がブレナイようにすること。

歩行時の筋肉の機能は、例えば左上肢を振り出したときに対側の右足が前にでる。
左前面に筋肉(ここでは明確に前胸筋だの三角筋前部だの必要ない)が力が入り、対側の大腿の筋肉の力が入るのが正常である。

このときに対側の大腿の筋肉の力が入らず、同側の大腿が力が入るようでは異常である。反対側の上肢と下肢も検査をする。どこかで一側でも正常な反応がみられない場合は陽性とする。・・・・続く

拳骨





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