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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 987 左右のバランス2

2009-06-05 | スポーツ障害
骨盤、膝関節、足関節の一連の機能をきる検査で何がわかるか? 臨床をとおしてみていくと下肢傷害で多い患側は? 当院では左下肢の傷害が多い。

多くの方は右利きが多いと思う。力関係や左右の利き方で利用頻度も左右差がでるはずである。当然、利き方の上肢、下肢の利用頻度が多くなり負荷がかかるはず。

しかし、使い過ぎによる障害であるなら利き腕や、利き足に多く障害が発生してもいいはずである。肩こりも同様に出てくることが多い。眼瞼下垂も同様である。

筋力低下や緊張は神経機能の問題である。筋力低下や緊張が続けば靭帯の緊張も増長する。よって、関節も硬くなり上記の一連の機能検査が陽性になる。

結果、関節運動の機能低下を放っておくとケガや傷害のリスクが高くなる。スポーツ傷害は単なる「使い過ぎ」と片付けるのはチト合点が行かぬ。

痛みから神経機能をみると末梢系に目が行くが、やはり中枢系を抜きに話は進まない。最近の研究では外傷(デッドボール)などの痛みは視床下部を経由して感じるらしい。

慢性期の痛みは視床下部を経由せず前頭葉で感じるらしい。ここは感情や情動の野でもある。痛みの性質が違う。この違いは脳の機能分野で違ってくる。

やはりスポーツ傷害も中枢系の機能をみて行く必要がある。その機能は検査はいろいろあるが上記の一連の下肢機能検査も単なる関節運動の機能を診るだけではない。

拳骨






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