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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 986 左右のバランス

2009-06-04 | スポーツ障害
短距離選手の腿あげがうまく機能しない選手がいる。フォームが悪いといえば悪いのだがフォームの問題として片付けるには無理がある。

壁に後頭骨、背、腰、踵をつけて左右の腿上げをしてもらう。左右の腿(膝)が同じ高さまで上がる人は少ない。更に、あげる際の腰が左右にぶれる。いわゆるトレンデレンバーグTが陽性である。

殿筋群の神経機能が働いていない状態である。筋力低下として評価できるが筋力の問題より神経機能異常を主眼においたほうが臨床上、治療後があがる。

ランニング中は本人は特別左右の腿上げが極端に違いは感じ無いこともある。なかには感じている選手もいる。

また、このような選手は足関節の固さもある。足関節の検査は、両足のの内側のラインを平衡に肩幅より若干狭めて立ち、直立姿勢から両腕を水平に前方に出し(前へ習え)踵を浮かさないように膝関節を屈曲して座れるかを診る。

この検査は足関節、膝関節、仙腸関節の機能を診る検査である。これで下肢の一連の機能検査ができる。

腿あげ検査と合わせてこの検査で陽性のがでると、パフォーマンスの低下はもちろん、股関節、膝関節、足関節などの傷害が発生しやすい。

拳骨



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