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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1014 実践セミナー「格闘技編」11

2009-07-31 | スポーツ障害
変形性関節症の骨の変形の原因はいまだ明確な説は無いようだ。

構造重視の機械論的にみれば、体重の増加、筋力がない、アライメントの異常などといわれている。

また、生化学的な説は、軟骨が磨り減った、コラーゲン、コンドロイチン、代謝異常などわけがわからない言葉がでてくる。(わからないのは勉強不足! 笑)

いずれにせよ全て結果である。機械的にみても筋力が弱いのはどうしてか? アライメントの異常がどうして起きるのか? 突き詰めていくと神経機能に行き着く。

例えば「筋力が弱い、筋力の低下」という問題は、解決方法として筋トレが一般的である。実際、膝関節痛の患者さんに筋トレを行わせると短期間で痛みの改善度は向上する。臨床的にも効果的である。

この現象が筋トレをして筋肉が肥大して筋力がついたからかというとそうでもない。筋トレを行うことによって筋肉からの刺激が神経系の賦活させる働きがあるからだ。

いわば神経が興奮し目を覚まし筋肉に正常は神経系の働きが回復したと考えられる。筋肥大など数ヶ月先のことである。皆さんも経験がるだろう。

腕立て伏せをしても最初は数回だったのが、2,3日後から回数が多くできるようになる。これは筋肥大ではない。ただし「超回復の原理」を無視してはだめである。

このことから機械的に変形の原因を推測することができる。関節をさせているのはいわずと知れた関節周辺の筋肉である。

この関節を支える筋肉が働くのは神経機能である。神経機能異常があれば筋肉は本来の機能を失うことは明白である。関節裂劇の減少、軟骨の変性、関節の変形が見える。

生化学的にみても代謝障害やホルモンのバランスが悪いといったものも、症状がある時に血液検査など行うと数字的に見えるというだけで、どうして代謝障害が起きるのか、ホルモンのバランスが崩れるのか、そこまでは見えてこない。

拳骨


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