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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1012 実践セミナー「格闘技編」9

2009-07-27 | スポーツ障害
いろいろ理屈を並べてもどうしようもない。理屈で解決できないことが多い世の中。医療も同じである。

もちろん科学的な根拠に基づいた医療は大切である。しかし、臨床はそのときそのときで刻々と時間とともに心も身体も変化している。

その変化に敏感に反応し臨機応変に対応することが大切である。機械論的にみるとそのような変化は無いということだが、そこは生き物、感情の動物である。

痛みも経過とともに感情になる。ケガをした時は「あ~やってしまった。」『試合にでられない」など。

時間の経過によって「早く治りたい」「試合に間に合わない」など。全て感情のもとに神経機能異常が進んでいく。何度か紹介した「共縮」などは典型的な感情的ストレスから来る反射神経反応の異常である。

また、自律神経系の緊張で痛みが増幅し鈍い痛みが続く。AMの刺激は侵害受容器の不活性を賦活させる効果は大きい。

この刺激は横系の「反射反応」を引き出し、更に縦系によって中枢系(脳)への刺激は末梢系のフィードバックを促し神経系の働きを活性化させる。

捻挫の治療を行おうと患部ばかりに目を奪われてしまうと迷路に嵌り、AMの本来の目的を達成できなくなる。AMは何を改善しようとしているか今一度再確認してみると良い。

ということで捻挫の治療というよりAMでベイシック、アドバンスをしっかりと改善して神経関節機能障害が改善させることができれば、後は自然と腫れも引き、痛みも軽減する。すなわち早期回復に役立つ。患部の捻挫の治療は必要ない。

拳骨


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