木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1059 身体との会話25

2010-05-24 | AMCT治療
このような質問も結構多いのでお答えします。

Q1 肩の治療はどうしたらいいのでしょうか?
Q2 膝の治療は?・・・

いずれも同じような質問です。症状に対する治療法ということなのでしょうが、機械的に考えると、各症状に応じて患部のアプローチが普通なのだろうが、AMの場合はその考えは当てはまらない。

西洋医学や伝統的なカイロの手法だと、痛い患部に電気を当てたり、モビリゼーションをしたりと直接患部治療がメインになると思う。

しかし、AMの基本は「神経機能障害」の改善である。神経機能は末梢系から中枢系と常に情報のやり取りをしている。このやり取りが乱れると内臓や筋肉にも問題を起こす。

この神経のやり取りを正常に戻すことができれば、後は各系の機能も正常に戻る。例えば、膝の痛み。この膝の痛みも、原因といわれているものは沢山ある。

変形、半月板、水が溜まる、靭帯損傷、リウマチなどの病的なものから来る痛み、急性外傷など・・・カイロプラクティックの治療に来るのは、急性期の外傷は少ないと思うので、慢性的な痛みとして話を進める。

骨の変形でと痛みはきりはなして考える良い。「変形=痛み」これが抜けないと痛みを撮ることはできない。これは体の痛みにすべてにおいていえることである。腰痛も肩も・・・

膝に関わっている筋肉は、大腿四頭筋、ハムストリングスなど・・膝痛のある人は、大腿四頭筋、ハムの神経異常がみられる。この神経機能が改善するだけで多くの痛みは改善する。


早まってはいけない。膝関節の関わっている筋肉を治療をすればいいのかというとそうでもない。治療のポイントは、神経学的な観点から膝を見るとよい。大腿四頭筋、ハムストリングスの神経支配の横レベルの分節など・・・

AMでは詳しくは説明されていないが、振動刺激は脳にも情報は伝わっている。これも神経機能改善の役割を果たしている。結構、重要な役割を持っている。直接、脳への意識的な刺激は行っていないが、当然、脳への刺激(情報)も伝わっている。(大阪セミナーで声をかけてくれればこのデモをしても良い。興味ある方は・・)

ここまでくればなにを言わんとしているかわかると思う。中枢系の神経機能の改善がカギを握っているということである。よって、膝だけのアプローチではそんなによくならないといいことである。

そこはAMのすばらしさである。ベイシック・・・これは、教室の全員に「今からテストを行う」というように、全員に伝えることである。この、全員に伝えるのがベイシック、つまり体全体の神経機能異常の改善を行っている役割である。

しかし、教室全員といっても、仲には2,3人は先生の話を聞いていないか、あるいは理解できない人がいる。そこで、今度は個別に、聞いていない人や理解できない人へ、一人ひとり声をかけてわかるように話す。これがAMではアドバンスと考えてよい。この個別の説明が「膝関節のアプローチ」つまりアドバンスである。

ベイシックを行うことは、調節痛みのある患部のへのアプローチではないが、この刺激情報は、しっかりと脳への情報刺激になり、脳の機能異常を助ける役割がある。これによって脳の働きが活性化されて、四肢を含めた全身の神経も働きも活性化される。

これだかでも十分効果がある。それから膝をアドバンスでみるのがよい。多くはベイシックのみでも膝の痛みが軽減する。べいしくの重要性もわかっていただけたと思う。

膝が痛いから膝の治療、肩が痛いから方の治療・・それもいいかもしれないが、AMで基本どおりに治療したほうが早い。


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拳骨


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