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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 400 死ねばいい

2006-09-20 | PCRT(心身条件反射治療)
今朝の新聞の人生相談から。「お母さんなんか死ねばいい・・・」という手帳のメモ書きを見たお母さんからの相談である。

旦那さんに先立たれて女手一つで二人の子供育ててきたお母さん。次女は嫁に行き孫もできて幸せに暮らしている。長女はお母さんと二人暮らしで自宅で家事などをして、お母さんを助けている。

親子助け合い仲のいい家族である。その長女が手帳に「お母さんなんかが死ねばいい。妹ばかり幸せで、お母さんが死ねば私は楽になる。」といったような手帳をお母さんが拾って読んだ。

お母さんは大変なショックを受け、子供がそんなことを思っていたのかと今後、子供とどう接したらいいのか困惑している。子供との会話がなくなり打つと思われるような状態が続いている。

回答者は「誰でもそんな気持は持つものである。一過性の感情でいつまでもそんな感情は懐いていないだろう・・・」ということである。小生も小さい頃は親に叱られると。親など死ねばいいと思ったことが何度もある。皆さんも一度や二度経験した感情だと思う。

年を重ねると知恵が付き、賢くなる。大人としての成長である。大人としての成長するために理性が構築され、感情を抑えることができるようになる。ほしいものがあり手に入れることができないと、子供のように駄々をこねることができない。感情の抑圧である。

感情を抑えることができない人は、欲望のままに犯罪者になることもある。逆に感情を抑圧しすぎると心身ともに不健康になる。正と負の狭間で揺れ動くのいい。正だけで向上しようとすると脱輪する。また、負だけで走ると落ち込んでしまう。

非線形(直線ではなく揺れ動いている)で、正と負を揺れ動いている感情が必要だ。負の感情も誰でも持っている。表に出す必要はないが負の感情があることに気づきがあれば救われる。このお母さんは、長女は正の感情しかないものともっている。

お母さんも負の感情は持ってはいけないものとおもい、子供のしつけにも負の感情はもってはいけないものとしつけをしたのかもしれない。ショックを受けるのはあたりあまえである。

拳骨



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