木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 54 ベイシック

2005-06-29 | カイロプラクティック
以前に紹介した、アロマ吸引アレルギーと歯磨き粉アレルギーの患者さんが1週間後の昨日来た。この患者さんは来るたび発作的な急性症状のせきが出ている。

吸引や刺激性の化学物質に発作的に反応する。商品を取り替えることによって発作的なせきが出てとまらなくなる。40年以上も続いている。

前回は、歯磨き粉を取り替えて使用したら、急にせきが発作的に出てすぐに来院した。せきを止めなければならないので応急的に治療をしてせきを止めた。

このような治療を継続していたのでは、CCRKが理念とする原因治療ができない。患者さんはせきが止まれば楽になり、満足する。心を鬼にして、対処療法はここまでにして、これから原因治療を行う。発作的なせきが再発することがある。理解してもらう。

前回、穀物を除去する。穀物と肺経の経絡が悲しみの感情と絡んでエネルギーブロックをしている。なかなか開放されない。根気良く治療を行う。開放された。

1週間の昨日、顔色がよくなっている。今日の治療中は一度もせきをしなかった。先週の治療のあとはせきはどうでしたか? 「はい、時々出ますがほとんどでなくなりました」急がば回れである。

やはり、ベイシックの栄養素のアレルゲンを除去することが先決だ。どうしても発作的な症状をおさえる応急処置的な治療になってしまうが、基本をおさえることの重要性が改めて解った。時として患者さんにつらい思いをさせるが、心を鬼にしなければならないこともある。

拳骨