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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 45 吸引アレルギー

2005-06-17 | カイロプラクティック
以前に紹介したアロマオイルアレルギーの患者さんが、2日前に再度せきが発作的に出て再来した。
今回はキッカケがわかっている。歯磨き粉を今までと違う商品に変えて使用したところ、急にせきが出てとまらなくなった。

前回の治療も、発作的なせきをとめる応急処置的な治療である。基本的な栄養素の治療をしていない。症状が軽減しただけで完全に除去できているわけではない。

検査をする。ナフタリン、油性マジック、新聞インク、芳香剤、化粧品、ヘアースプレー、殺虫剤、ドライクリーニング、歯磨き粉、防虫剤等、揮発性のものにはほとんど反応する。どれから除去していいのか迷う。

ナフタリンが一番強く出たので除去した。せきは治まった。しかし、応急処置的な治療である。また再発する。これらの反応物質にに共通性を見出し犯人を探し出し、除去したいのだが迷探偵拳骨にとっては難問である。更に基本項目の栄養素の治療を行いたいがその段階ではない。今日も応急処置で終わってしまった。

40年以上のアレルギー症状である。患者さんもDrも持久戦の覚悟がいる。症状にとらわれず基本を忠実に治療していくことが、一番の近道だ。

拳骨