浅草 鉄鍋ハンバーグ玄妙

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鉄鍋ハンバーグ玄妙 バカ兄貴降臨

2013年07月19日 00時39分23秒 | ブログ
 そうですね、このエピソードは皆様の御家庭でも近い事が起こっているのではないかと懸念しております。

あれは小学校6年生の春でございました。のほほ~んとしたいい陽気の中、新緑の桜の木漏れ日を横目に学校を後に致しました。通学路を下校しながら 「やっぱりスカイライン2000GTはカッコいいなぁ~」 「CB750漫画で見たのと一緒カッコイイ」なんて右へ左へ蛇行しながら自宅へ帰ったので御座いました。
 家の玄関を入り、居間の扉を開けますとそこに父と母と弟が楽しそうに歓談をしておりました。「ただいま」と言ってその扉を閉め、そそくさと2階の我が部屋に向かったのであります。階段をトコトコ上がる途中、母の声が「お前もこっちへおいで。」と言うので「後で行く」と返事をして部屋に入りました。
 しばらくすると母が階段の下から、しつこく「早くおいで!」と言うので「うるせ~なぁ~後で行くって言っただろ!放っておいてくれ」って言った瞬間、ドカドカっと物凄い勢いで上がって来るではないですか。
 この足音はただ事ではないと思い焦った私は鍵の掛からない扉をしっかりと押さえ「来るな、開けるな!」と抵抗を試みたところ、もう一つの足音が・・・父が力ずくで扉を開け放ち、おもむろに私に向かって来て、頭にゲンコツを落とし「なんでお前はそんなにワガママなんだ!」と言って説教を始めるではないですか。
 その内容と言うのが3人で仲良く話をしているところを見た私がヤキモチを焼き、自分の部屋に引きこもったと言うのです。

 私が思ったのは居間の扉を開けた時に今日の弟は両親を独占出来てすこぶる御機嫌ですね。ここで私が中に入ると話題が一気にこちらに向いてしまうので晩飯まで珍しく宿題でもしておくか?なんて考えながら「久しぶりに平和な日だなぁ~」なんてね。
 ここが男女関係なく第一子として生まれ育った者と第二子以下として生まれ育った者の考え方の差異。我が家では私以外は第二子以下なので「アイツは何を考えているか分からない」と言う事になっているようです。
 まぁ~親として兄弟仲良くさせようと努力してくれるのはありがたいのですが的外れで結構こじれましたね。

コメント
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